「教育無償化」の実現に向けて、自民・公明と日本維新の会の実務者らによる検討チームの初会合が、きょう開かれました。
きょう午後、国会内で自民・公明と維新の会の教育政策に詳しい議員らによる実務者協議の初会合がおこなわれました。
初会合には3党の政調会長も出席し、自民党の小野寺政調会長は教育政策について、「与党と維新の考え方は近い」と述べ、今後の協議に向けて期待感を示しました。
自民党 小野寺政調会長
「財源的にも制度的にも様々な課題等あります。教育の質を高めるために何が一番いいのか、そのことをこれから、この教育問題のチームで議論していただきたいと思っております」
また、維新の青柳政調会長は「教育無償化に向けた一歩にしたい」と重ねて述べ、意気込みを語りました。
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日本維新の会 青柳政調会長
「政策の実現に向けてしっかりと前に向かって歩んでいきたい。そういう一歩だと考えております」
少数与党となるなか、自公は、維新と政策面でのすり合わせを行い、来年度予算案の審議などで協力を取り付ける狙いがあります。
会合後、自民党の実務責任者の柴山元文部科学大臣は、次の会合で、この協議会の名前や議論するテーマと優先度などについて協議する考えを示しました。