【写真】窪塚愛流、高石あかり、影山優佳ら、日曜劇場『御上先生』生徒キャスト29名決定! “担任”は松坂桃李
完全オリジナルストーリーで脚本を担当するのは、第28回読売演劇大賞優秀演出家賞を受賞するなど演劇界に主軸を置く詩森ろば。松坂とは、第43回日本アカデミー賞優秀脚本賞を受賞した松坂主演映画『新聞記者』以来のタッグで、今作で初めてゴールデン帯連続ドラマの脚本を担当する。そして、『アンチヒーロー』(2024年)、『VIVANT』(2023年)、『マイファミリー』(2022年)、『ドラゴン桜』(2021年)などの日曜劇場作品を担当してきた飯田和孝がプロデューサーを務める。
松坂が演じるのは、東大卒のエリート文科省官僚の御上孝。とある出来事を機に「日本の教育を変えてやろう」と文科省官僚になった御上だが、現実はほど遠いものだと気づく。制度を作っている側にいても変えられない、ならば現場から声をあげ、制度の内部からぶっ壊せばいい、と自ら教壇に立つ。制度を作る側である官僚と、制度に苦しめられる側である教師の両方を兼ねる“官僚教師”が、令和の時代を生きる18歳の高校生を導きながら、権力に立ち向かっていく。
今回出演が発表された吉岡里帆、迫田孝也、臼田あさ美、櫻井海音、林泰文、及川光博、常盤貴子、北村一輝の8名は、松坂演じる“官僚教師”の御上と、御上が担任を務める出向先の「隣徳学院」3年2組の生徒29名に深く関わる役どころを演じる。
『ごめん、愛してる』以来7年ぶりの日曜劇場出演となる吉岡里帆が演じるのは、隣徳学院3年2組の副担任・是枝文香。熱心で生徒からの信頼も厚い国語教師だが、文科省から御上がやってきたことで大きな影響を受けることになる。御上との共闘を通して、どのように変化していくのか、生徒たちにどう向き合っていくのか。
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今作が実に12年ぶりの日曜劇場出演となる臼田あさ美は、保健室で生徒や時には是枝など教師たちの心のケアを行う養護教諭の一色真由美を演じる。過去の作品で夫婦役を演じた松坂との掛け合いも見どころだ。
櫻井海音は『VIVANT』に続き2作目の日曜劇場出演。今作で御上の文科省の後輩・津吹隼人を演じる。国を変えるために官僚になったはずなのに、やっていることは…。働く若者の葛藤を体現する津吹を櫻井がどう演じるのか。
『アトムの童』『VIVANT』『アンチヒーロー』など近年日曜劇場への出演を重ねる林泰文は、神出鬼没な男・中岡壮馬を演じる。
御上の上司で文科省初等中等教育局局長・塚田幸村を及川光博が演じる。御上の隣徳学院への赴任を後押しした人物だ。『半沢直樹』『グランメゾン東京』『ドラゴン桜』など数々の日曜劇場に出演してきた及川。今作でも物語のキーパーソンの1人となる。
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隣徳学院の理事長・古代真秀を演じるのは北村一輝。日曜劇場への出演は『天国と地獄〜サイコな2人〜』以来4年ぶりとなる。隣徳学院を新設し、一代で東大入学者数県内ナンバーワン進学校まで創り上げた。生徒たちとも気さくに接する一面を持ち、世間では理想的な学校経営者として認知されている人物。
日曜劇場『御上先生』は、TBS系にて2025年1月より毎週日曜21時放送。
※プロデューサー・飯田和孝からのコメントは以下の通り。
■プロデューサー・飯田和孝
子どもは大人の下に存在する、学生は大人の管理下にある、もちろん安全面など大体において正しいと思うのですが、欧米に比べてこの管理意識が異様に高いのが日本なんだそうです。18歳から成人とされたにもかかわらず、この構図は変わる気配はありません。そしてこの構図が、「人のせいにする大人」を生み出しているとさえ言われています。
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撮影が始まって2ヵ月弱、大人キャストの生徒を見る目は、子供に対しての目ではありません。一緒にシーンを構築していく俳優部として、切磋琢磨する仲間として、その場にいます。時にアドバイスを、時に場を和ませてくださる皆さんと生徒のシーンは、緊張感と温かさとが入り混じっている不思議な感覚があります。
『御上先生』で生徒たちを輝かせる大人たちの弱さや葛藤、嫉妬、執念、さまざまな感情に、自身を投影して、共感していただけたら嬉しく思います。