ロンドンを舞台に、ムスリム(イスラム教徒)女性のパンクバンド“レディパーツ”が繰り広げる笑いと涙の青春音楽コメディ「絶叫パンクス レディパーツ!」のシーズン2が、「スターチャンネルEX」にて全話独占配信中(BSスターチャンネルで2025年独占日本初放送)。この度、バンドの躍進と新たなトラブルに直面する様子を映したロングバージョン予告映像と、新たな場面写真が解禁された。
本作は長寿ドラマ「ドクター・フー」や、映画『ポライト・ソサエティ』で高い評価を受けたニダ・マンズールが原案・脚本・監督を手掛け、シーズン1は英国アカデミー賞(BAFTA)TV部門でコメディ・ジャンルの作品賞含む6部門にノミネートされ、視聴者からも絶賛される大ヒットとなったドラマシリーズ。
本国イギリスではシーズン2が2024年5月に放送されたが、批評サイト「Rotten Tomatoes」で95%フレッシュをマークし(2024年8月時点)、ガーディアン紙やiNews紙で四つ星を獲得するなど、変わらずの高い支持を得ている。
本作の魅力といえば、様々な抑圧や差別を経験しているムスリム女性たちが、宗教や有色人種の女性に対する偏見への不満、恋愛や家族関係の悩みなど、日常の鬱積した思いを痛快な歌詞のパンクロックに乗せて歌うその姿。ときにはユーモアたっぷりに、ときには怒りと共に、赤裸々に自分たちの心情を歌う彼女たちの姿に爆笑し、泣かされる。
シーズン2ではキャラクターが直面する様々な問題を掘り下げ、社会派ドラマやヒューマンドラマ的な深みも加えてさらにパワーアップした内容となっている。
この度解禁されたロングバージョンの予告映像では、ライブでの人気が絶好調な様子から一転、アルバム作りに向け四苦八苦するレディパーツたちの姿が――。
彼女たちの練習場兼憩いの場であったサイラの家が差し押さえにあったり、レディパーツに憧れる新たなZ世代バンド「セカンド・ワイフ」に代表曲をアレンジされ、自分たちのオリジナリティが消されたような感覚に戸惑い、資金集めのために望んでいないアパレル撮影の仕事を引き受けてみたりと、慣れない仕事や自分たちのアイデンティティにさらに深く向き合っていく様子が映し出されていく。
「しょうもない資本主義の手先じゃない」という気持ちとどう折り合いをつけるのか…。トラブルも悩みも仲間と音楽の力で乗り切っていく、シーズン1からさらにパワーアップした彼女たち。「脱・いい人」を意味するスラングで、今シーズンの主題でもある「悪党時代(ヴィラン・エラ)」も注目ワードとなっている。
また、レディパーツがドラマのなかで演奏するオリジナル楽曲は、ニダ・マンズール監督が兄弟のシェズ・マンズールと共同制作したもの。
監督の歌詞の面白さも大好評で、実際にキャストが演奏した音源を収録したサントラも発売されているほど。 シーズン2でも「悪党時代」「マララを見習った」「悲しきガラスの天井」といったオリジナル楽曲を披露。クールでメッセージ性たっぷりの音楽にも注目だ。
海外ドラマ「絶叫パンクス レディパーツ! シーズン2」はスターチャンネルEXにて《字幕版・吹替版》を全話独占配信中、スターチャンネルにて2025年独占日本初放送(全6話)。
(シネマカフェ編集部)