【M−1】オズワルド畠中「予選でやってないネタをやろうかな」敗者復活戦から決勝目指す

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2024年12月20日 16:08  日刊スポーツ

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オズワルドの畠中(左)と伊藤

ラストイヤーで初優勝−。日本一の若手漫才コンビを決める「M−1グランプリ2024」の決勝が、22日に行われる。札幌出身のトム・ブラウン(布川ひろき、みちお)は、結成15年目のため、規定で最後の出場。2018年以来2度目の決勝で、王者を狙う。函館出身のオズワルド畠中は、敗者復活戦からの下克上に意欲を見せた。


−今年は敗者復活戦組


畠中 敗者復活戦は3年連続ですが、ブロックで勝って、審査員投票もあるという今の方式を勝ち上がるのは本当に難しい。正直に言うと作戦も何もなくて、「ちょっと予選でやってないネタをやろうかな」と考えている程度です。


−3年前は準優勝


畠中 もちろん勝ちたい思いはありますが、「絶対勝つ」というよりは、「いいネタができれば」って感じです。この1、2年は肩の力が抜けて、いい距離感でできていると思います。


−M−1最終日の常連


畠中 僕は函館の工業高校出身で、社会人を経験して23歳の時に高校の同級生と一緒にNSC(吉本総合芸能学院)に入ったんですけど、通い出したらお互い全然好きな笑いが違っていて、すぐ解散してしまった。独りぼっちで、しばらくはピン芸人でした。(オズワルド)伊藤と組んでからも、同期の中ではかなりくすぶっていましたが、最初のM−1で3回戦まで進んで「もしかしたらこのコンビはいけるかも」と思ったのがきっかけで、ここまで来た感じです。


−今年は冠番組「オズブラウン」(STV)が始まった


畠中 一生やりたいと思っています。タモリさんの「ブラタモリ」や、さんまさんの「さんまのまんま」のように、ライフワークとして長いことやりたい。道内の函館以外の町で行ったことがあったのは札幌ぐらい。同じ北海道でも文化や食べ物も気温も全然違います。あらためて北海道のよさを知るというのがいいなと思っています。


−最後に再度意気込み


畠中 僕たちは(出場資格が)あと5年あるので、その中で優勝したい気持ちはもちろんあります。ネタは本気で作りにいきますけど、ギラギラせず、(M−1と)いい距離感で向き合っていきたい。

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