21日(土)は日本海側を中心に雨や雪 22日(日)〜23日(月)は警報級の大雪も

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2024年12月20日 16:46  日本気象協会

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日本気象協会

21日(土)は日本海側を中心に雨や雪 22日(日)〜23日(月)は警報級の大雪も

明日21日(土)は、広い範囲で雨や雪が降りますが、南風の影響で雨や湿った雪の所が多いでしょう。22日(日)〜23日(月)頃にかけては、冬型の気圧配置が強まり、東北から山陰の日本海側で大荒れの天気となる見込みです。山地を中心に警報級の大雪となるおそれがあります。大雪や暴風雪による交通への影響などに警戒してください。



●21日(土) 広い範囲で雨や湿った雪 この時期としては気温高め


21日(土)は低気圧が北日本を通過するでしょう。また、夜までには関東沖に別の低気圧が発生する見込みです。

沖縄は朝晩を中心に一部で雨が降りますが、昼間は日が差す所が多いでしょう。九州南部は朝のうちは雨や雪の降る所がありますが、午後は天気が回復する見込みです。九州北部と山陰は断続的に雨や雪で、雷が鳴る所もあるでしょう。四国や近畿、東海は、昼頃から雨雲がかかりそうです。

関東は午前を中心に広く晴れますが、天気は下り坂です。次第に雲が増えて、夕方から所々で雨が降るでしょう。関東北部や甲信の山沿いでは、雪になる所もありそうです。北陸と東北や北海道の日本海側は雨や雪が降りやすく、一時的に降り方が強まるでしょう。低気圧に向かって南からの湿った空気が流れ込むため、雪が降ったとしても湿った雪やみぞれになりそうです。

最高気温は平年並みか高い所が多いでしょう。東北や関東はこの時期としては高めで、雪より雨が主体となります。積雪の多い地域では、路面状況が悪くなったり、なだれや屋根からの落雪が起こったりする可能性があります。足元にも十分お気をつけください。


●22日(日)〜23日(月) 北〜東日本の日本海側で大雪、猛吹雪のおそれ


22日(日)は低気圧が発達しながら本州の東を北東へ進むでしょう。23日(月)にかけて冬型の気圧配置が強まり、シベリアからの強い寒気が南下する見込みです。平地で雪を降らせる目安の上空1500メートル付近でマイナス6℃の寒気が北日本をすっぽりと覆い、東日本の日本海側や西日本にも流れ込む見込みです。


北海道や東北、北陸は雪やふぶきの所が多く、警報級の大雪になるおそれがあります。特に東北から北陸、山陰に活発な雪雲がかかり、積雪が急増するでしょう。九州の山地(標高200メートルを超える地域)でも雪が降り、積雪となる所がありそうです。交通機関への影響や、車のスリップ事故などが起こりやすくなります。お出かけの際は、十分ご注意ください。また、除雪作業中の事故にも注意が必要です。雪下ろしや除雪機の使用は一人では行わず、周囲にも声をかけて、必ず二人以上で行いましょう。大雪の場合は、予定の見直しも検討してください。

23日(月)朝の通勤・通学にも支障が出ることが考えられますので、最新の気象情報や交通情報を確認し、時間に余裕をもって外出すると良さそうです。


●22日(日)〜23日(月) 太平洋側は晴れるが真冬並みの寒さに


太平洋側の地域は晴れる所が多いですが、21日(土)とは一転して、北風が強まるでしょう。最高気温は10℃に届かない所が多く、23日(月)にかけて真冬のような寒さになりそうです。朝晩もより一層冷え込みます。ダウンコートや手袋など万全な防寒対策を心がけましょう。



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