日本列島の上空には今夜から強い寒気が流れ込み、23日(月)ごろにかけて日本海側を中心に大雪となるでしょう。一気に雪の量が増えるような降り方となる所があり、立ち往生などの交通が大きく乱れる恐れもあります。
●立ち往生など交通の乱れに警戒
今日21日(土)の夜から日本の上空には今季一番と言えるくらいの強い寒気が流れ込むでしょう。そのため日本海側を中心に大雪となる見込みです。23日(月)にかけて雪が断続的に降り、100センチを超えるような雪が降る所もあるでしょう。また、風も強まり、ふぶきとなる所もありそうです。急激に増える雪によって屋根からの落雪や雪崩、猛ふぶきや吹きだまりによる交通機関の乱れなどに警戒が必要です。立ち往生が発生することも考えられます。スコップや防寒・非常食などの準備を忘れないようにしましょう。
また、寒気が強いため、太平洋側にも雪雲が流れ込み、雪の積もる所がある見込みです。冬タイヤを必ず装着しましょう。
●100センチを超える大雪が降る所も
【予想される雪の量】
21日6時から22日6時までに予想される24時間降雪量は多い所で、
東北地方 30センチ
関東甲信地方 25センチ
東海地方 30センチ
近畿地方 30センチ
中国地方 40センチ
その後、22日6時から23日6時までに予想される24時間降雪量は多い所で、
東北地方 70センチ
関東甲信地方 70センチ
北陸地方 70センチ
東海地方 50センチ
近畿地方 40センチ
中国地方 40センチ
その後、23日6時から24日6時までに予想される24時間降雪量は多い所で、
東北地方 50センチ
関東甲信地方 50センチ
北陸地方 70センチ
東海地方 30センチ
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●短時間の大雪 注意点は?
�� 道路の除雪が追いつかなくなることで、車の「大渋滞」や「立ち往生」が発生する恐れがあります。特に交通量の多い国道や高速道路などでは大規模な立ち往生となり、復旧まで長時間かかることがあります。雪道を運転する場合は、万が一に備えて、除雪用のスコップや防寒着、毛布などを車内に用意しておくとよいでしょう。
�� 「屋根からの落雪」にも注意が必要です。屋根に大量の雪が積もると、雪の重みで一気に雪が滑り落ちてくることがあります。特に軒先で作業する際は頭上の状況を確認するなど十分な注意が必要です。
�� 道路の側溝などに雪が積もってしまうと、水はけが悪くなり「道路が冠水」することがあります。特に雪の多い地域では消雪パイプからの水が道路に溜まりやすいので注意が必要です。
このほか列車のダイヤが大幅に乱れることも考えられます。計画運休などが事前に発表されることもあるため、大雪になる前から交通情報をこまめに確認してください。
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