落語家・立川志らく(61歳)と、お笑いトリオ・ぱーてぃーちゃんの信子(32歳)のポッドキャスト番組「志らくさん!信子に面白い話を聞かせてください」の初イベントが、12月19日、東京・渋谷ユーロライブにて開催された。
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イベントのサブタイトルは、「志らくさんがみんなに話したいニュース2024年総まとめ!」。2024年のニュースを志らくの目線で大いに切込み、テレビでは放送できないような内容もあるなど、会場を大いに盛り上げた。
番組内ではくだらない話から、最近のエピソード、立川一門の裏話や志らくの生い立ち、ふっと出る言葉の成り立ちまで…。信子がどんな質問をしてもなんでも答える志らくの博識ぶりに終始感動している様子だが、この日はインナーイベントならではの爆弾発言連発で会場を楽しませた。
2024年のニュースの振り返りでは、松本人志の擁護で炎上の話や、芸能人のスキャンダルと週刊誌との付き合い方などを語った志らく。お笑いの歴史にもふれ、M-1の話へ。
審査員の若年化に触れ、「審査員は漫才師ではない他ジャンルの方がすべきだ」という持論を展開。理想の審査員名を上げつつ話題は今年の順位予想に。志らくと信子の順位予想は次の通り。
☆立川志らくの今年の順位予想
優勝 トム・ブラウン(決勝進出は6年ぶり2回目、ラストイヤー、志らくが初めて審査員を務めたときに初決勝出場)
最終決戦進出の3組 トム・ブラウン、令和ロマン、真空ジェシカ
☆信子の順位予想
優勝 真空ジェシカ(決勝進出は4年連続4回目)
最終決戦進出の3組 真空ジェシカ、ヤーレンズ、バッテリィズ
また、ぱーてぃーちゃんがM-1優勝するには「テクニックを磨くこと」と一言。「面白さにはイリュージョンが必要。説明できない面白さというものがあるから、ランジャタイやトム・ブラウンが面白いと思える。落語もイリュージョン。言葉がわからなくても状況や言葉のおかしさからイリュージョンが生まれて今日でも面白いと思われる。ぱーてぃーちゃんはイリュージョンをやろうとしてるからあとはテクニックだけ」と背中を押した。
イベントの終盤では志らくが落語の一席「死神」と「芝浜」のショートバージョンを披露。HYSTERIC GLAMOURの帽子を被ったカジュアルスタイルで挑戦した志らく。SNSでは「ショート落語引きこまれるくらいよかった」「迫力があった」などの声があり、高座に座らず洋服で挑む、という新たな落語のスタイルを披露したが、信子は「カジュアルもめっちゃいいけどやっぱり着物のほうがかっこいい!」と語った。
そして、信子に「落語を挑戦してみないか」というくだりもあり、信子もまんざらでもない様子。立川流への入門の日も近い…かも?
イベント終了後、志らくは「終演時間を忘れるほど2時間ノンストップで語りこんでしまった。時折素っ頓狂なチャチャを入れてくる信子がいいアクセントになり、かなり濃厚なトークショーになったと思う。M1の審査員の話、かなり熱が入った。放送では絶対に言えない、でも会場にいた人は大いに頷いてくれたに違いない。ショート落語は死神と芝浜。洋服姿で落語にチャレンジ。信子の感想は、着物の方がかっこいい。その通りでした。落語家が着物を着る最大の理由を信子が一言で言い表した。しばらく目が離せないコンビです」とコメント。
信子も「まだ放送スタートしてすぐなのにイベントまでできて、お客さんも来てくれて、ほんとに楽しすぎた。でももっと言っちゃいけないこといっぱい言えばよかったなって心残りだから次はありえないこと言いまくるね。うちが本気で落語するまでのカウントダウンもはじまっちゃったww」とコメントしている。
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