俳優の柄本佑(38)が21日、都内で1stフォトブック『柄本佑1st フォトブック「1(いち)」』(講談社)の受注開始記念イベントを開いた。
【全身ショット】『光る君へ』から少し髪が伸びた柄本佑 16日に38歳の誕生日を迎えたばかり。サプライズでケーキが登場すると「うれしい!」と笑顔。「すごい甘い匂いがします」と満面の笑みを浮かべていた。
柄本にとって人生初のフォトブックは完全受注生産(来年1月20日まで受付中)。本人たっての希望で、日本を代表する写真家の森山大道と荒木経惟による撮りおろしが実現。「とにかく、大道さんと荒木さんの写真の素晴らしさをじっくり見てほしい」と写真家両名へのリスペクトを込めて、あえて綴じない出版物にチャレンジした。写真を高品質の厚紙に印刷し、ボックスに収納。本棚におさめるだけでなく、飾ったり、一枚一枚眺めたり、組み合わせて額に入れたり、手に取った人が独自の写真の楽しみ方をしてほしいとの思いを込めたという。衣装はすべて私服から準備し、撮影場所やコンセプト、装丁など細部までこだわり抜いた、柄本佑責任編集の豪華仕様。62ページのエッセイマガジンも同梱。全冊直筆サインとシリアルナンバー付きとなっている。
受注が始まり、柄本は「すごく不思議な感じです。本当に出るんだなっていう感じで」としみじみ。森山氏、荒木氏は柄本の希望が実現し「僕としては、それだけで大変なごほうび。実際にこうやって、お2方のお名前が入ったフォトブックが完成して、いよいよ皆さんに見てもらえる。きっと写真を見て驚いてもらえると思いますし、ちょっと特殊な作りになっていたりもするので、その辺も楽しんでいただけるかなと思います」と呼びかけた。