秋元康氏プロデュースの昭和歌謡グループ「SHOW−WA」(ショウワ)と「MATSURI」(マツリ)が21日、東京・グランドプリンスホテル新高輪飛天の間で、合同ランチ&ディナーショーを初開催した。2公演合わせて約1000人のファンとクリスマスランチ、ディナーショーを楽しんだ。
オープニングはMATSURIが登場し「All I Want for Christmas」をアカペラで披露。「夢で逢えたら」、「君がいるだけで」を歌い、歓声を浴びた。その後は結成当初から歌い続けてきた「ジュリアに傷心」「YOUMG MAN(Y.M.C.A)」と続けた。小野寺翼は「本当に楽しいですね。今年の中でも一番の思い出になりそうですね!」と喜んだ。
オリジナル曲「今さらカッコつけてらんねぇ」では観客の撮影も可能に。メンバーが客席1つ1つを回り、カメラにアピールしていった。さらに来年1月22日リリースのデビュー曲「アヴァンチュール中目黒」を披露した。
続いてSHOW−WAが会場後方から登場し、客席を通りステージに移動。手を振りながらファンにアピールした。今年9月発売のデビュー曲「君の王子様」からスタート。「北酒場」「亜麻色の髪の乙女」に、オリジナル曲「キッスキッスキッス」を歌唱した。
続いてクリスマスにちなんで、スタンドマイクで「サイレント・イヴ」「クリスマス・イヴ」を熱唱。「島人ぬ宝」「あゝ無情」「め組のひと」「世界に一つだけの花」と幅広い楽曲を歌いあげた。
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ラストはSHOW−WAとMATSURIの合同パート。12人で「赤鼻のトナカイ」を歌い、客席まで降りて「星降る街角」も披露した。クリスマスプレゼント抽選会なども実施。2025年の目標を聞かれ、SHOW−WAの寺田真二郎は「来年は『君の王子様』を超える新曲を提げて、全国ライブを回りたいと思います!」と答えた。MATSURIの柳田優樹は「来年は『アヴァンチュール中目黒』で、アヴァンチュール旋風を繰り広げたいと思います!」と誓った。12人でのオリジナル曲「汚れちまった涙」でショーを締めくくった。
終演後、寺田は「スペシャルランチ&ディナーショーに出演させていただいて皆さまにクリスマスプレゼントをお届けするはずでしたが、僕たちが『飛天の間』という最高のステージのクリスマスプレゼントを皆さまからいただいてしまいました!ありがとうございます!」と感謝。「皆さまに楽しんでいただけるようにこの日のために初披露の曲を5曲!お届けしました。皆さまにとって、今年一番の思い出になってくださったらうれしいです」と伝えた。
MATSURIの渡辺真(38)は「スペシャルランチ&ディナーショーはたくさんのファンの方が駆けつけてくださり、最高の1日になりました。ショー自体は初めての試みでしたが、ファンの皆さんに楽しんでもらえることだけを重視して今日まで準備してきたので、ファンの皆さんの笑顔をたくさん見る事ができてとても幸せな時間でした」とコメント。「来年はデビューも控えていますし、紅白の夢もありますが、これからMATSURIを大きくするためにもまずは目の前のファンのみなさんをどうやったらもっと幸せにできるかを考えていけたらなと思っています。まだまだ僕らの夢は始まったばかりなのでファンの皆さんと力を合わせて1つ1つ夢をつかんでいけるように頑張ります」と意気込んだ。
2グループは大みそかの午前11時50分から「SHOW−WA&MATSURI 赤青歌合戦」をフジテレビが運営する公式の動画・電子書籍配信サービスFODで生配信する予定だ。
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