【写真】注目キャストがずらり 映画『初級演技レッスン』場面写真
本作は、初長編映画『写真の女』で世界の国際映画祭で40冠を達成し、鮮烈なデビューを果たした串田壮史監督の最新作。串田監督は、CMディレクターとして数々の賞を受賞し、監督2作目の『マイマザーズアイズ』でも、イギリス最大のホラー映画祭であるロンドン・フライトフェストで「Jホラー第3波の幕開け」と評されるなど、ジャンルを問わず作品を発表し続け、海外マーケットからも注目を浴びている映像作家だ。
父を亡くした子役俳優の一晟(いっせい)は、ある日学校の帰り道に「初級演技レッスン」と書かれた看板を掲げた古工場を目にする。恐る恐る中に入ると全身黒ずくめのミステリアスな演技講師・蝶野と出会う。一晟は蝶野の導くままに、その場で即興演技を実演すると、不思議な体験をするのだった。
一方、一晟が通う学校の担任教師・千歌子は、学校で「演劇教育の必須科目化」の是非を迫られていた中、いざなわれるように「初級演技レッスン」の門戸をたたく。千歌子もまた蝶野との出会いによって、想像だにしていなかった奇妙な体験をするのだった。
主演は、2023年、24年と2年連続で大河ドラマに出演した毎熊克哉。今年放送の『光る君へ』では、序盤で“退場”も1年を通して展開に影響した重要キャラクター・直秀を好演した。本作では、静謐(せいひつ)なたたずまいと暗晦(あんかい)な空気をまとわせた物語の中心人物となる演技講師・蝶野にふんしている。
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本作は、若手映像クリエイターの登竜門、SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2024のオープニング作品として上映され、大きな反響を呼んだ。
解禁されたポスタービジュアルでは、毎熊扮する演技講師・蝶野を中心に左右に物語の2つの軸となる一晟と千歌子がたたずむ中、2人の記憶の断片かのごとくスチールがひらひらと降り注ぐ。不可思議さと幻想的なムードが同居したビジュアルとなっている。
映画『初級演技レッスン』は、2025年2月22日より全国公開。