石破総理は24日閉会した臨時国会について、「熟議の国会」になったと振り返りました。
石破総理
「今国会では与野党が侃々諤々の議論をおこないました。まさに熟議の国会、それに相応しいものになったのではないかと感じておるところでございます」
石破総理は臨時国会について、このように振り返ったうえで、少数与党として「可能な限り幅広い合意形成を図るよう一生懸命努力した」と訴えました。
野党の求めに応じ、28年ぶりに予算案を修正するなど、臨時国会は野党ペースで進みましたが、石破総理は「100%じゃなくても一歩でも前に進むことが大事で、それが政治のあるべき姿だ」と強調しました。
また、会見では、石破政権が重視する「災害対応」や「自衛官の処遇改善」に向けた法案を来年の通常国会に提出する考えを示しました。
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一方、立憲民主党の野田代表は「政策活動費の全廃など従来動かなかったテーマが、具体的に前進できたことは一定の成果だった」と振り返り、▼企業・団体献金の禁止や、▼選択的夫婦別姓の導入などの改革を実現していくことで、野党第一党としての存在感を示していきたいと来年の通常国会に向けた意気込みを語っています。