スカーレット・ヨハンソン(40)の夫コリン・ジョスト(42)が、米コメディ番組で妻を揶揄するジョークを連発した。コリンが放ったジョークは、番組の共同司会者が相手を炎上させるために書いた、クリスマス恒例のおふざけたっぷりの台本である。この様子をバックステージで見ていたスカーレットは、首を横に振り「オーマイガー!」と叫ぶなど、辛辣なジョークに驚いていた。
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女優スカーレット・ヨハンソンの夫でコメディアンのコリン・ジョストは、米人気番組『Saturday Night Live』の司会を務めるほか、番組のコント脚本も担当している。
現地時間21日に放送された冬のフィナーレでは、番組内のニュースコント「Weekend Update」で、コリンとコメディアンのマイケル・チェ(41)がクリスマス恒例のジョーク交換を行った。
ジョーク交換は、お互いが相手の台本を書き、事前に確認せずにカメラの前で読み上げる緊張感のあるコーナーだ。
この台本はお互いを挑発する目的で、マイケルの書いた台本には、コリンの妻スカーレットを揶揄する容赦ないジョークが含まれていた。
当日、スカーレットはゲスト司会者としてオープニング・モノローグを披露した。その後スカーレットは、コリンがジョークを読む姿を視聴者に見せるため、バックステージのモニター前で準備していた。
ニュースキャスターに扮したコリンは、マイケルが書いた台本を次のように読み始めた。
「マイケルがいつものように人種差別的なジョークを仕込んでくることは分かっています。だから今回はトラブルにならないように、すべてのジョークを『黒人の声』で読み上げたいと思います。」
コリンは困惑しながら黒人訛りで話し始めると、「この次のジョークは、僕の愛する妻スカーレット・ヨハンソンに向けたものだ」と読み始めた。
その瞬間、カメラはバックステージに切り替わり、両手にドリンクを持ったスカーレットが笑いをこらえつつ首を横に振る様子が映された。
妻の姿を見たコリンは「ノー。オーマイガー。彼女は心配そうだな」と苦笑しつつ、マイケルが書いたジョークを読み続けた。
「やあ、スカーレットが40歳の誕生日を迎えたことは、みんな知っているよね。つまり、僕はそろそろスカーレットと別れようと思っているって意味だ!」
コリンは困ったように笑い始めると、次に2021年8月に生まれたスカーレットとの息子コスモくんに関するジョークを読み上げた。
「いやいや、冗談だよ。だって僕たちには子どもがいるからさ。みなさんは、息子の写真をまだ見たことがないよね? なぜなら息子は超がつくほど真っ黒だから!」
すると画面左上には、コリンとスカーレットが黒人の赤ちゃんを抱いている合成写真が映し出された。
コリンは爆笑しながら「お前らなんか、怖くねえよ」とジョークを続けると、スカーレットは首を振りながら「なんてこと…」とつぶやいた。
コリンはその後、「コストコはローストビーフサンドイッチをメニューから外しました」とフェイクニュースを伝え、こう続けた。
「だが、僕はあわてたりしないよ。妻が子どもを産んでから、我が家では毎晩ローストビーフが食卓に並んでいるからね。」
スカーレットはこのジョークに驚き、目を見開いて「オーマイガー!」と叫んだ。
過去に米メディア『US Weekly』では、スカーレットが映画『アベンジャーズ』のため、ほぼビーガンに近い食生活を送っていたと報じた。
現在も主に野菜中心の食生活を続けているとされるスカーレットだが、「毎日のように肉を食べている」というジョークに驚きを隠せなかったようだ。
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)