【モデルプレス=2024/12/27】なにわ男子の大橋和也と女優の伊原六花が23日、都内で行われた映画「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」(公開中)のファン感謝イベントにサプライズで登場。小学校の教室で、70人の親子と1日限りの“特別授業”を開催した。
【写真】ファンと至近距離でダンスレクチャーをする大橋和也&伊原六花◆大橋和也&伊原六花、イベントにサプライズ登場
事前に公式ホームページで「キャスト登壇予定」とのみ公表されていた同イベント。応募が殺到するなか、当選した35組70人の幸運の親子が、都内の閉鎖された小学校に集まった。
冒頭にMCが登壇すると、小学校の新米教師・等々力小太郎を演じた大橋とファッション雑誌の編集者・相田陽子を演じた伊原からのメッセージ動画が流れ、「キャストは誰が来るのかな〜?皆さんが映画で気になったことが直接聞けたり、最後には主題歌『願いはぎょうさん』を皆で踊るんだって!」と、あたかもイベントに参加できない様子の会話を披露。伊原が「大橋さんは、小学校の先生役なのにこのイベント行かなくて大丈夫ですか?」と指摘すると、大橋は「確かに!なんで俺が行ってないんやろうな?俺が行ったほうがいいのかな!?」と含みを持たせ、「映画を観てくれたお子さんや、劇場に連れて行ってくれたお父さん、お母さんにお礼を伝えに行こう!」と提案。「みんな待っててね〜!」と呼びかけ動画が終了し、場内がどよめく中、扉が開くと「どうも〜!」とまるで映像から飛び出して来たかのように、サプライズで大橋と伊原が登場。教室は溢れんばかりの黄色い歓声に包まれた。
近距離でのイベントに、大橋は「なんか緊張する…!(笑)」と顔を赤らめながらも、「お集まりいただきありがとうございます!今日も1日楽しんでいきましょう!」と拳をかかげ、持ち前の明るさで元気に挨拶。伊原は「この距離でお話しできることがなかなかないので、いろんな会話をできたら嬉しいなと思っています。よろしくお願いします!」と笑顔で挨拶し、イベントはスタート。映画公開後の周りの反響を聞かれた大橋は、「僕のお父さんとお母さんが観に行ったんですけど、いつもやったらスタンプ5連で送ってくるんですけど、10連で『楽しかったよ〜!』って送ってきてくれました。それくらい楽しくてハートフルな感じもあるし、胸に響くようなセリフもたくさんあったので、もう1回観に行きたいって言ってくれました!」と話し、伊原も「ダンス部時代の友達とかからめちゃくちゃ連絡が来て、結構変貌していくところのファッションがぶっ飛びすぎて『声が出た』って連絡をもらいました(笑)。同年代でも上の年代でもお子さんでも楽しんでもらったと聞けて、ほくほくしています」とそれぞれ語った。
◆大橋和也、子供からの質問に悶絶「かわええなぁ〜!!!」
開場時に事前アンケートで「映画の感想」「映画に登場した欲しい駄菓子」「好きなキャラクター」などを書いてもらい、その用紙を見て気になった点についてトークする場面では、大橋演じる小太郎先生が好きなキャラクターだと記した子供に話を聞くことに。伊原が「小太郎先生のどんなところが好きなの?」と聞くと、照れて何も言えなくなってしまった子供に、大橋は「全部やな!俺も見てんけど、かっこええなと思った!」と自画自賛。「全部大好き」との答えが返って来ると、「俺も大好き!すごい嬉しい」と笑顔で返していた。
その後、小学校の教師役を演じた大橋と、後輩役の陽子を演じた伊原がアシスタントとして、直接子どもたちから話を聞くティーチイン、“特別授業”を開催。仕切りを託された大橋は「皆さんお集まりいただき、本当にありがとうございます!今から僕らと、喋りましょう!」とたどたどしくも丁寧に改めて挨拶。「今小学6年生なんですけど、卒業式で堂々と話せるコツはありますか?」の質問に、大橋は「自分もめちゃくちゃ緊張しいで喋りってなると緊張するんですけど、その時やるのはストレッチ。無になってストレッチしていろんなことが心のリフレッシュになっていいのかなと思うんで、ぜひストレッチしてから行ってください!」と回答。
「1番好きなシーンはどこですか?」との質問に、伊原は「銭天堂が一番最初に出てくるところ。路地から、ぱーって開けて銭天堂が映るシーンが“始まったな、銭天堂”って思えるから見ていてすごい好きなシーンでした!」と話し、大橋は「教卓の前に立った瞬間。生徒たちが僕の方を見ている顔にすっごい癒されて、ほんまにセリフが飛びそうでした(笑)。それくらい癒されたので好きなシーンです」と語りながら、撮影の際のエピソードで「生徒役の皆さんから“小太郎先生へ”と寄せ書きをもらって、『また一緒に演技したいです』とか『小太郎先生でよかった』とか書いてもらって、ずーっと今も台本のカバーに入れています。活力になります!」と子供たちと共演できたことを喜んだ。
続けて、緊張した様子の子供から「大橋くんが好きになってくれるお菓子はありますか?」との質問が来ると、大橋は「かわええなぁ〜!!!」と崩れ落ち、「俺が好きになってくれるお菓子?プリンが好きなので、プリンを食べてくれていたら『一緒やな』ってなるから、プリン食べといて?駄菓子ではないんやけど」と回答。静かに頷いた子供に、伊原も「可愛い〜!」と胸キュンで、大橋は「(この答えで)大丈夫?ありがとうね」と優しく見つめていた。
「紅子さんは、どんな人でしたか?」との質問には、伊原が「近くにいてほしい人ですよね、現実世界にも。ああやって背中をポンと押してくれるあったかい人がいたらもうちょっと生きやすいだろうなと思います」と想像を膨らませながら話すと、大橋も頷きながら「先生としてもいてほしいよね。答えっていうよりも助言をしてもらって自分で道を作るやり方なので、すごいいい先生なんだろうなと思います」と小学校の先生を演じた目線でのコメントを寄せ、会場内に集まった子供たちからの質問に1つ1つ丁寧に答えた。
◆大橋和也&伊原六花、親子にダンスレクチャー
イベントの後半では、水曜日のカンパネラが歌う主題歌「願いはぎょうさん」にのせてダンスレクチャーを実施。各キャストが主題歌にのせてダンスをするスペシャルMVも作成した本作だが、中でもダンスの経験が豊富な大橋と伊原が、ダンスをレクチャーする“特別授業”。ゆっくり丁寧に「手は願い事」「ひらひら払って」「猫!猫!猫!」と説明をする大橋。大橋が間違えるとすかさず修正をする伊原と即席でレクチャーすると、すぐに「できるー!」と覚えた70人の親子。体育の先生さながらに、上手に教える2人が楽しそうに踊る様子を見て、場内は温かな空気に包まれた。
締めの挨拶では、伊原が「公開から10日経って、リアルに皆さんの感想を聞きながらイベントをできることを楽しみにしていたので今日はすごく幸せな時間でした!何回も観ていただけたらと思います!」とコメントし、大橋も「まず銭天堂にご来店いただきまして、本当にありがとうございました。セリフの1つ1つにもありましたけど、皆さんの心に1つ1つ響いてもらえたらなと思うので、ぜひ何回も観ていただいて、いろんな登場人物がいるのでその方に憑依した感じで見てもらえたらなと思います」と“銭天堂”ならではのメッセージ。招き猫が登場する本作にちなみ、最後は全員で猫耳を付けて、親子70人とともにフォトセッションをしてイベントは幕を閉じた。
◆「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」
原作は、世界累計発行部数1,100万部を突破した廣嶋玲子・作、jyajya・絵(偕成社刊)による児童小説。老若男女、幸運な人だけが辿り着ける、ふしぎな駄菓子屋“銭天堂”を舞台に、願いが叶う「ふしぎ駄菓子」を買った人々の顛末が描かれる。2013年に小説刊行がはじまると、子供たちの間で瞬く間に人気を博し、現在も継続刊行中で、2024年4月からはシリーズ新章もスタート。2020年からはアニメ映画化・テレビアニメ化、2023年には舞台化し反響を呼んでいる。(modelpress編集部)
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