厚生労働省は27日、全国約5000の定点医療機関から22日までの1週間に報告されたインフルエンザの新規感染者が、1医療機関当たり42.66人だったと発表した。前週比2.24倍で、警報の基準(30人)を超えた。
都道府県別では、大分が82.64人と突出して多く、鹿児島(65.57人)、佐賀(61.62人)、千葉(60.03人)が続いた。36都道府県で警報の基準を上回り、休校や学級閉鎖となった幼稚園や小中高などは計5800施設に上った。
また、16〜22日までの新型コロナウイルスの感染者は1医療機関当たり5.48人で、4週連続で増加した。最多は北海道の14.33人、最少は沖縄の0.93人。