ティモシー・シャラメが29歳に！　『名もなき者』若き日のボブ・ディランを熱演する歌唱シーン解禁

　映画『名もなき者／A COMPLETE UNKNOWN』より、本日29歳の誕生日を迎える主演のティモシー・シャラメ演じるボブ・ディランが「船が入ってくるとき」を情感込めて歌う本編シーンが、場面写真と共に解禁された。

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　本作は、アカデミー賞ノミネート監督であり、『ウォーク・ザ・ライン／君につづく道』『フォードvsフェラーリ』の名匠ジェームズ・マンゴールドの最新作。ロック界の最重要アーティストであり、今なお現役ミュージシャンとして舞台に立ち続ける“生きる伝説”ボブ・ディランの青春時代を描く。ディラン本人も製作に協力し、シャラメがプロデューサーとしても参加する。

　ディランを演じたシャラメのほか、エドワード・ノートン、エル・ファニング、モニカ・バルバロ、ボイド・ホルブルック、ダン・フォグラー、ノーバート・レオ・バッツ、スクート・マクネイリーといった名優たちが出演している。

　主演のティモシー・シャラメは本作に5年の歳月をかけ、ビジュアルだけでなく、全ての歌唱シーンを自身の声で歌い、役を作り上げた。第82回ゴールデングローブ賞にて、主演男優賞（ドラマ部門）にノミネートされたシャラメは、本日29歳となり、名実ともにハリウッドスターとして着実に力をつけ、本作でついに主演男優賞受賞へと大きな期待が寄せられている。

　解禁された本編シーンには、とある一室で繰り広げられている慈善パーティーに気だるい様子で参加したディランが映し出される。主催者やエドワード・ノートン演じるピート・シーガーから演奏を促され、「船が入ってくるとき」を熱唱する。プライベート感あふれる雰囲気の中、ピートも演奏に加わり、その豪華な二人のセッションに参加者たちは音楽に酔いしれ、場の雰囲気は一層華やかさを増す。しかし、彼らの満ちた表情とは裏腹に、周囲の期待に応え続けるディランの胸の奥に秘められた思いが、彼の歌声や表情から静かににじみ出る…。そんな複雑な感情が交錯する、印象的なシーンとなっている。

　場面写真は、フォークの神様、ジョーン・バエズと顔を寄せ合い、相性の良さを感じさせる歌唱シーン、そしてステージに立ち、憂いのある姿をみせるディランの2枚。ジェームズ・マンゴールドとシャラメのスタジオでのメイキング写真も併せて解禁された。

　映画『名もなき者／A COMPLETE UNKNOWN』は、2025年2月28日より全国公開。