写真 サザンオールスターズが1月1日、北陸をはじめ全国の被災地に想いを寄せるメッセージを、公式サイトに掲載した。
アルバムの発表&新曲の配信リリースに、最後の夏フェス出演など、昨年の大活躍が記憶に新しいサザンオールスターズ。しかし、本番はここから、2025年3月には10年ぶり16作目、待望の最新オリジナルアルバム「THANK YOU SO MUCH」のリリースが控えている。桑田佳祐のレギュラーラジオ番組では、アルバムが間も無く完成することが語られているが、アルバムのリリースに先駆けて、1月11日には石川県を皮切りに、全国13か所26公演をめぐる待望のアリーナ&ドームツアーが開幕することもあり、サザンの動向にますます注目が集まっている。
そうした中、能登半島地震から丸1年が経つ2025年1月1日。新しい年の幕開けを迎え、サザンオールスターズが公式サイトにメッセージを掲載した。
メッセージの全文は次の通り。
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本日、令和7年を迎えました。
皆様とともに活動してきた46年を超える時間の中でも、色々なことがありました。
時に無情に襲い来る天災や社会問題等に抗うことはできず 昨年の今日も、日本中が深い悲しみに覆われたことを、忘れることはできません。
「我々に出来ることは何か?」
それは “音楽を作り、皆様へお届けすること”に尽きると思っております。
サザンオールスターズはオリジナル・アルバムを3月に出させて頂きます。
桃の節句もあり、子供たちの未来が素晴らしくあるよう願う季節でもあります。
音楽人として、皆様が幸せになるお手伝いを、ほんの少しでもさせて頂ければ本望でございます。
この世に「歌」があって、あなたがいれば、きっと何も怖くありません…なんちゃって。
2025年、石川県から各地へお邪魔させて頂きたいと思います。
皆様に素敵な春が訪れますように!
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そしてさらに、メッセージと連動する形で3月発売のオリジナルアルバム「THANK YOU SO MUCH」より、北陸をはじめ全国の被災地に想いを寄せる新曲「桜、ひらり」の配信がスタート。
「桜、ひらり」は、昨年11月以降、桑田のレギュラーラジオ「桑田佳祐のやさしい夜遊び」でオンエアされた新曲の中でもSNSでの反響が特に多かった楽曲。軽やかに吹き抜ける春風のようなサウンドに乗せ、時に無情に襲いくる天災への畏怖と哀悼、そして、いつの日か必ず芽吹く新しい生命(いのち)への希望を、儚くも美しい“桜”に重ねて描いたポップナンバーだ。
昨年1月に発生した能登半島地震の被災地へ想いを寄せる形で、1月11日に石川県からスタートする全国ツアーに先駆けてのリリースする運びとなった。
リリースと同時に公開された楽曲のカバーアートには、サザンオールスターズの撮り下ろしの写真が使用されている。アルバム特設サイトでは歌詞も公開。また、同曲のリリースにあたり、オフィシャル・ビジュアライザーも公式YouTubeチャンネルで公開された。
元記事はこちら:https://www.narinari.com/Nd/20250192480.html