フジテレビ、民放初の快挙 無料配信再生数&視聴時間で2冠 「海のはじまり」「わたしの宝物」などが記録的成果

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2025年01月06日 06:04  モデルプレス

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(上段左上から)「海のはじまり」「わたしの宝物」「君が心をくれたから」(中段左から)「踊る大捜査線」「FNS27時間テレビ」「酒のツマミになる」(下段左から)「トークィーンズ」「FNS歌謡祭」「突然ですが占ってもいいですか?(C)フジテレビ
【モデルプレス=2025/01/06】フジテレビが、民放各局によるAVOD(広告付き無料配信)の2024年「年間再生数」(2024年1月1日〜12月31日)にて、民放で初めて10億再生を突破。10億5155万再生(前年比119%)となった。

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◆フジテレビ、再生数・視聴時間で民放初の快挙

近年、生活の中に溶け込み、老若男女に広く利用されているTVerなどのAVOD。現在は見逃し配信だけでなく、限定オリジナルエピソード配信や名作再配信など、多くの視聴者に新たな楽しみを提供し、進化を続けている。そんな民放各局によるAVOD(広告付き無料配信)で、2024年、同局の年間再生数が、民放で初めて10億再生を突破し、10億5155万再生(前年比119%)となった。2022年、2023年のAVOD三冠に続く新たな快挙を達成し、成長するAVOD市場をリードし続けている。

また、視聴時間でも4億7528万時間と民放歴代最高記録を達成。再生数、視聴時間で民放1位となり、年間AVOD2冠を獲得した。

◆「27時間テレビ」初の見逃し配信で約500万再生超え

夏の風物詩ともなっている『FNS27時間テレビ』(2024年7月)が昨年初めて見逃し配信を実施。『新しいカギ』メンバー×高校ダンス部のタッグで笑いと感動を巻き起こした『カギダンススタジアム』を中心に放送後も反響を呼び、累計約503万再生と、多数視聴された。

レギュラー番組では、『酒のツマミになる話』(毎週金曜21時58分〜)が年間累計3670万再生を記録。そのほかにも『何か“オモシロいコト”ないの?』(毎週月曜23時〜) 『トークィーンズ』(毎週木曜23時〜)をはじめとするゴールデン帯・23時台の番組に加え、『突然ですが占ってもいいですか?』(毎週日曜24時30分〜)も引き続き好調な配信数を維持している。

さらに大型バラエティー番組では、昨年12月に放送した毎年恒例の漫才最高峰の祭典『アサヒビール スマドリ THE MANZAI 2024 マスターズ』が前年から大きく再生を伸ばし、番組累計で271万再生を記録。そのほか『THE SECOND〜漫才トーナメント〜』『ENGEIグランドスラム』 『細かすぎて伝わらないモノマネ』『FNS歌謡祭』は配信でも高再生数を記録している。

◆「海のはじまり」「わたしの宝物」など、ドラマが記録的な成果を達成

バラエティーだけでなく、ドラマでも記録的な成果を次々と打ち立てている。その象徴とも言えるのが、社会現象を巻き起こした『silent』の脚本を手がけた生方美久、監督の風間太樹、プロデューサーの村瀬健が再び集結した7月期月9ドラマ『海のはじまり』だ。Snow Manの目黒蓮を主演に迎え、“親子の愛”をテーマに描いたこの作品は、本編に加え特別編『恋のおしまい』やTVer独占スピンオフ『兄とのはじまり』など複数の関連作も好評を博し、累計再生数は7300万再生を超え、年間を通じてTVerで最も再生数が多いドラマとなった。

また、三竿玲子がプロデュースを務める完全オリジナル脚本の10月期・木曜劇場『わたしの宝物』も話題に。『昼顔』や『あなたがしてくれなくても』に続く夫婦のタブーをテーマにしたシリーズ第三弾として制作され、禁断のテーマを松本若菜・田中圭・深澤辰哉が演じきった最終回には、番組タイトルが世界トレンド1位になるほどの反響を呼び、累計約3503万再生を達成した。そのほかにも、永野芽郁が主演を務めた1月期月9ドラマ『君が心をくれたから』をはじめとして、2024年に放送した多数のドラマが高い再生数を誇っている。

◆アニメや人気長寿番組が視聴者を魅了 再生数が急上昇中

世代を超えて愛される『ワンピース』、社会現象を巻き起こしている『ちいかわ』、10月から放送が始まった『ドラゴンボールDAIMA』を中心に、アニメ再生数がさらに伸長した。また、放送開始から長年にわたり視聴者に支持され続けるトーク番組『ボクらの時代』(毎週日曜7時〜)では、「深澤辰哉×山田涼介×阿部亮平」回(7月28日放送)の貴重な同期トークが話題を呼び、番組過去最高の54万再生を記録した。

◆毎日生配信のオリジナル番組「すぽると!on TVer」

3月28日からTVer初のデイリースポーツライブ配信となるオリジナル番組『すぽると!on TVer』を配信開始。毎日の生配信+AVODという組み合わせで、新たなスポーツニュース番組の形態を切り拓いた。オフシーズンを迎え、現在は毎週月曜夜に『好プレー珍プレーニュース すぽると!on TVer』と『マンデーフットボール』の2番組を配信中。

◆「フジドラ」に加え「フジバラ」も 時代を超えて“踊る”名作たち

2月〜4月には新旧ドラマ40作品超を一挙配信した『フジドラSPRING』を実施、さらには年末には昨年のイチオシバラエティーを30番組一挙配信した『フジバラWINTER』を初めて実施した。多様な名作を楽しめる機会を提供し、好評を博している。現在も、前回を超える70作品超をラインナップした大型キャンペーン『フジドラWINTER!24』を1月25日まで実施中だ。

これらのキャンペーンに加え、 昨秋『踊る大捜査線』シリーズの最新作として公開された映画『室井慎次 生き続ける者』『室井慎次 敗れざる者』の放映に伴い、ドラマシリーズとSPドラマ(一部)をアーカイブ配信。累計再生数約980万再生を記録し、映画・放送・配信で“踊る”シリーズを盛り上げ大きな話題となった。(modelpress編集部)

◆佐竹正任氏(フジテレビ編成部チーフ統括担当部長)コメント

「昨年7月に民放史上初の月間1億再生に到達できた際、そのうち年間10億再生を達成できる日が来るかも、と想像していましたが、まさか2024年に達成できるとは考えていませんでした。月9ドラマ『海のはじまり』を始めとした連続ドラマの躍進、過去の名作ドラマの充実、『酒のツマミになる話』を始めとするバラエティーの好調など、達成要因を挙げればキリがありませんが、フジテレビのコンテンツがいつの時代も、“積極視聴”の対象として高い評価を得ている証と捉えています。いよいよ『配信と言えばフジテレビ』の認識が揺るぎないものになったと感じると同時に、TVerも順調に成長していることから、より多くの人々にテレビコンテンツを届けることはまだまだ可能と考えています。フジテレビは2025年もテレビ業界の配信市場を牽引し、面白くて安心安全なテレビコンテンツを、より多くの人々に楽しんでいただけるよう、全力を尽くして参ります」

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