映画『ふたりで終わらせる/IT ENDS WITH US』でタッグを組んだブレイク・ライヴリーから、セクハラと中傷キャンペーンを行ったとして訴えられたジャスティン・バルドーニ。ブレイクの主張を裏付ける記事を掲載したNew YorkTimes誌を告訴するなど、反撃に出ているが、この度彼の弁護士が、ブレイクの「いじめパターン」を示す「証拠」を提示すると宣言した。
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Peopleによると、ジャスティンの弁護士ブライアン・フリードマンは現地時間1月7日の声明で、メディアを武器にしたと訴えたブレイク側が、告訴前に、編集を加えた文書をNew YorkTimes誌に提供し、悪質な攻撃を画策したのは皮肉であるとコメント。「我々は、いじめや映画を乗っ取るための脅迫を示す証拠を全て公開します」と宣言し、ブレイクが過去にも、いじめや脅迫で自分の望みを叶えてきたと主張した。
ブレイクは昨年12月20日、撮影中のセクハラとその事実を隠蔽するため、公開時に彼女に対して中傷キャンペーンを行ったとして、カリフォルニア州に対し、バルドーニを訴えた。訴状によると、契約後にブレイクの同意なくセックスシーンが加えられたほか、撮影中にアドリブでキスをされたこと、また、彼女の体重について不適切な発言をしたり、彼女が上半身裸で準備をしているトレーラーに合意なく上がり込む、自身の性生活を不適切に語るなどいったジャスティンの行動に対し、彼女の夫であるライアン・レイノルズを交え、話し合いを行ったそう。結果、インティマシーコーディネーターを採用することや、セックスシーンを追加しないことなどで合意したものの、彼は広報チームを採用し、この報復措置としてブレイクの評判を「破壊」するために「社会的操作」を行ったと訴えている。
1月6日、ブレイクの弁護団は同誌に対し、「セクハラと報復に関する深刻な申し立て」は「具体的な事実を根拠にしている」とコメント。「これは、“創造性の違い”や“彼が言った/彼女が言った”という行き違いによる“確執”ではありません」と述べ、ブレイクが訴訟を起こして以来、バルドーニによるさらなる攻撃が始まったと訴えた。そして、被害者の言動のせいで事態を招いたと示唆し、「被害者を責める」ことや、加害者が被害者であるかのように示唆することは、典型的な戦術であり、重大な不正行為の申し立てを矮小化する行為だと非難した。