子育てをしているママのお悩みで、常に上位にくるのではと思わずにはいられないこと。それは「学校の授業などで使う材料の準備」ではないでしょうか。なぜあれほどまでに突然用意するように言われるのでしょう。牛乳パックやらトイレットペーパーの芯、段ボールに無地のタオルにペットボトルなど。しかも1つではなく複数個などと言われた日には、ママは遠い目をしてしまいそうです。しかしそれでも頑張るのがママたち。だからこそ納得がいかないこともあるようです。
『段ボールとかカラーセロハンとかビーズとか。授業で使うものを用意するように学校から案内がきているのに、持たせない親ってなんなんだろう。買っても大した金額でもないし、大体が家にあるものだよね。ちゃんと準備している子から平気でわけてもらうとか信じられない。先生は何も言わないのかな』
投稿者さんのお気持ち、理解できると考えるママも多いのではないでしょうか。子どもに罪はないとわかっていても、毎回同じようなことが起こるとモヤモヤしてしまうかもしれませんよね。優しいタイプのお子さんの場合、自分が使いたいのに「ちょうだい!」と言われてあげてしまうなんてことも起こりそうです。さて、みなさんはどう思いますか?
だらしない親に……モヤッ!?
『だらしがない親だと思っちゃう』
『毎回同じ子がそれなら、結局親がだらしないよね。常習犯だとしても、足りない子がいたら他の子の持ってきたものでどうにかするんじゃなくて、学校がそういう子のために用意してほしいとは思う』
投稿者さんと同じくモヤモヤを抱えているママの声は、少なくありませんでした。子どもが親に伝え忘れているのか、親が間に合わないとか面倒くさいとかで、わかっていてももたせていないのか。真相はわかりませんが、最終的には学校側がなんらかの対処をしてほしいと望む声が目立ちました。たとえ無料のものでも、集めるために労力や時間を費やすこともあると考えれば、いつも「誰かに貰えばいい」というスタンスの同級生がいることに負担を感じても仕方がありませんよね。
多めに材料をもたせるママたち
『私はどちらかというと多めに用意して持たせてしまうタイプ。だから余ったら、ほしい子がいればあげていいよと子どもに言っちゃっているわ』
『うちは誰かにあげられるよう、多めに持たせている。手紙を読んでいないお母さんもいるだろうから、子どもがかわいそうかなと思って』
意外に目立った声が、誰かにわけられるように材料を多めに持たせるというものでした。なんて優しいママたちなのでしょう。と思いきや、なかには誰かに取られてしまうことを考慮して多めに持たせているなんて声も。しかしおおむね、「子どもに罪はない」と思いたいママたちの優しさあふれるものだったので、世の中まだまだ捨てたものではありませんね。ただ、どうしてもそのような厚意・善意に甘えられすぎてしまわないか心配になってしまいます。
わけてもいいけれど、大事なものは譲らせない
『事前に親子でいろいろ調べて準備していたのに、忘れた子に何個も取られたって。あげたくないからって言ったのに「いいじゃん」って持っていかれたらしい』
なかには、わけたくない・あげたくないのに強引に材料を持っていかれてしまうケースもあるようです。そのようなことが起こってしまうと、お子さん自身の心も傷を受けてしまいそうですよね。この声を寄せてくれたママのお子さんは、先生に訴えはできたものの、話し合いをして強引に仲直りをさせられたのだそう。ムリやり持っていったお子さんが悪いのに、ちょっと不条理ですね。
『まずは自衛。絶対あげたくないものと、交換したりあげたりするものはわけて持っていくといいよ』
『うちも取られる前提で、取られたくないものだけは死守しなさいよって言い聞かせて持たせてあるし、名前も書いている』
実際によく起こるのか、自衛を促すママの声も寄せられていました。しかし、どれだけ「NO!」と言える子どもがいるのでしょう。用意する材料によっては、子どもが気に入るものもありますよね。しかしわが子が気に入るのであれば、他の子の目にも止まる可能性だって出てきます。このような場合、「ちょうだい」ではなく「交換して」とほしくもないものと交換させられるパターンもあるのだとか。あまりにも不条理なことが続くのであれば、本気で学校側に対応してもらわないとならなくなりそうです。
学校側が対応する動きも?
『最近は忘れた子や持ってきていない子のために学校が用意してくれているみたいだね。図工に限らず遠足のときのお箸とか、教科書やノートのコピーとか。はじめて知ったときはびっくりした』
クレームがあったからなのか、学校側も時代の流れとともに柔軟に考えてくれるようになったからなのか。こちらも真意はわかりませんが、学校側がすでに対応をおこなっているケースもあるようです。ママの声によると、わけてもらっている子ども自身も肩身の狭い思いをしていることもあるのだとか。親に用意してほしいとお願いしても用意してもらえなかったり、働いているので対応してもらえなかったりなど、止むに止まれぬ事情もありるようです。そのような子どもたちのためにも学校側が動いているのでしょう。
わける?わけない?
事前にお知らせが出ているのに、必要なものを必要な日に用意できない。そこにはさまざまな事情があるのでしょう。しかしその事情は周囲の子どもたちやその親にはわかりませんよね。そりゃあモヤモヤもするはずです。現段階でモヤモヤしているのはママだけでしょうか。もしお子さんもモヤモヤを抱えているのであれば、一度学校に事情を話してみてもいいかもしれませんね。訴えかけないことには動くきっかけも起こりませんし。しかしお子さんがなんとも思っていないのであれば、見守る選択もありかもしれません。ただし、材料を準備することが容易ではないことなど、ママがモヤモヤしていることはお子さんに伝えたほうがいいですね。その上で、お子さんと一緒に考えてみてください。根本的解決が難しいからこそ、親子で考えを共有しておくことも大事ですね。
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文・櫻宮ヨウ 編集・荻野実紀子 イラスト・天城ヨリ子
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