タイトーが展開するアーケードゲーム「電車でGO!!」のネットワークサービスが、3月1日午前5時59分をもって終了となることが発表されました。同日6時以降はネットワークを介したプレイが出来なくなり、オフライン状態でのみプレイ可能となります。
現在稼働中の「電車でGO!!」は、シリーズ生誕20周年作品として、2017年より全国展開を開始した電車運転士体験ゲーム。オンラインアップデートにより順次新規路線や車両を追加出来る機能が搭載され、オンラインイベントや全国大会も開催されるなど、長きに渡り鉄道ファン、ゲームファンに愛されてきました。
そんな同作が突然ネットワークサービス終了を発表。これに伴い、NESiCA(プレイ用ICカード)を使用したプレイが行えなくなり、プレイできる路線は「山手線」「総武線」のみに。「ワッペン」や「称号」も使用できなくなるなど、オフライン化によりさまざまな制限が設けられる形となるようです。
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ゲームの公式サイトでは、プロデューサーの島田匠さんが「運転士の皆さまへ」と題し、メッセージを掲載。「皆さまからは路線追加などご期待のお声を頂戴していたにも関わらず、ご期待に沿えず申し訳ございません」と、サービス終了となったことに対しての悔しさをにじませました。
また、ゲームの開発に際しさまざまな苦悩があったことや、ロケテスト当日にプレイ待ちの行列を見た瞬間の喜びなどが綴られ、最後には「皆さまと再びゲームを通して喜び合える日を迎えられるよう尽力することで恩返ししたいと考えております。本当にありがとうございました」と、感謝の言葉で締めくくられています。
なお、1月14日からは、最後のオンラインイベントとなる「ゼロマイスターイベント」を開催。これは期間中の「ニアゼロ」「ゼロピタ」「ダブルゼロ」の達成回数を競うもので、「停車位置にピタリと止めるゲーム」という同作の最後を飾るにふさわしいイベントと言えそう。さらに、2月17日からは長区間ミッションが全開放される予定とのことでした。
<参考・引用>
電車でGO!!公式(@taitodenshadego)
(山口弘剛)
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