7人組アイドルグループ・なにわ男子が1月9日、コンサートのため韓国・ソウル金浦空港に到着。空港には大勢のファンが殺到し、メンバーがもみくちゃになる事態となった。その様子はSNSでも拡散され、空港の警備体制に批判の声が上がっている。
「警備体制どうなってるの?」
グループ初となるアジアツアー『Naniwa Danshi ASIA TOUR 2024+2025'+Alpha'』を開催中のなにわ男子。昨年11月30日と12月1日には台湾・台北での公演を成功させており、日本のみならずアジアでも絶大な人気を集めている。
「1月11日と12日におこなわれるソウル公演のため現地入りしたメンバーたちでしたが、到着ゲートを出た途端、一斉にファンが押し寄せる事態となりました。至近距離でスマホやカメラを向ける人、うちわを掲げる人、中には手を伸ばしてメンバーに触れようとする人も。まさにもみくちゃ状態で、出口まで進むのもやっとという状況でした」(韓国情報誌記者)
この光景を見たファンからは、
《なにこれ、怖すぎるんだけど》
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《警備体制どうなってんの?ひどすぎるでしょ》
《なにわ男子に怪我させたら許さないよ》
といった批判が続出。
韓国の空港の危険な実情
「実は、韓国の空港ではアイドルのファンが殺到して、メンバーがもみくちゃになるのが割と定番なんです。2023年にはBTSのジョングクが空港に到着してもみくちゃになった動画がSNSで話題になりました。本人も“近づかないで”とジェスチャーをしているように見えますが、効果はなく転倒しそうになるなど危険な様子でした。
ほかにも、人気アイドル『RIIZE』が帰国した際には、ファンが殺到しすぎて空港の自動ドアが破壊されるほどの騒動となっています」(前出)
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昨年には、俳優のピョン・ウソクが出国の際、押し合いになったファンが転倒する事態が発生。その後、ピョン・ウソクの警備は空港警察隊にも協力を要請し強化されたが、警備員が一般利用者たちを強いライトで照らすなどの行為にファンから《過剰警備だ!》との声も上がってしまった。
空港側も対策には動いているようで、昨年10月には仁川国際空港が芸能人利用時の混雑を防ぐために別の出入り口を設けるとして、各芸能事務所に協力を要請する文書を送ったことも『聯合ニュース』で報じられていた。
アイドルの安全を守る警備体制の充実は重要ではあるが、ファン1人1人も節度ある行動を心がけてほしい。