仁左衛門&玉三郎“名コンビ”大阪松竹座で19年ぶり顔合わせ

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2025年01月11日 20:09  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

「於染久松色読販」で鬼門の喜兵衛にふんする片岡仁左衛門、土手のお六役を勤める板東玉三郎

歌舞伎俳優の片岡仁左衛門(80)坂東玉三郎(74)による「初春特別公演」が11日、大阪松竹座で開幕した。


仁左衛門、玉三郎の名コンビが、大阪松竹座で顔を合わせるのは、06年1月以来、19年ぶり。昨年は名古屋や東京で「東海道四谷怪談」「婦系図」など、共演が続いたが、仁左衛門の“お膝元”では久々のそろい踏みとなった。


今回の「於染久松色読販(おそめひさまつうきなのよみうり) 土手のお六 鬼門の喜兵衛」「神田祭」は、昨年4月、東京・歌舞伎座で、2人が共演して人気を博した作品。


大南北と呼ばれ、多くの名作を生み出した四世鶴屋南北の「於染久松色読販」。そのうち、玉三郎演じる“悪婆(あくば)”土手のお六と、仁左衛門演じる鬼門の喜兵衛の夫婦が活躍する場面が今回の上演になっている。


「神田祭」では、仁左衛門がいなせな鳶頭(とびがしら)、玉三郎は、あでやかな芸者にふんした。


公演は2月6日まで。

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