NVIDIAが“夢のPC”を無料制作できるキャンペーンをスタート/「Creative Cloudフォトプラン(20GB)」を1180円から1780円に値上げ

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2025年01月12日 06:10  ITmedia PC USER

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Adobeが、Creative Cloud フォトプラン(20 GB)の価格改定を発表した

 うっかり見逃していたけれど、ちょっと気になる――そんなニュースを週末に“一気読み”する連載。今回は、12月22日週を中心に公開された主なニュースを一気にチェックしましょう!


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●NVIDIAが“夢のPC”を制作できる抽選キャンペーンをスタート


 NVIDIA日本法人の公式Xアカウントは1月6日、NVIDIA本社で究極のGeForce Garageビルドを制作できるというキャンペーンを開始した。


 GeForce Garageは、NVIDIAが公開しているPCの自作ユーザー向けリソースセンターだ。単にパーツを組み立てるだけではなく、グラフィックスカードのペイントや板金加工によるケースのカスタマイズなど、かなりマニアックな情報を公開している。


 今回のキャンペーンに当選すると、米カルフォルニア州にあるNVIDIA本社に招かれ、伝説のPCビルダーと共同で夢のPCを無料で組み立てられるという。


●Adobeが「Creative Cloudフォトプラン(20GB)」を1180円から1780円に値上げ


 Adobeが、1月15日からAdobe Creative Cloud フォトプラン(20GB)の価格を月額1180円から1780円に改定する。


 価格改定されるのは、年間プラン(月々払い)のみで、年間一括払いの価格は改定せず、1万4080円のままとなる。


 価格改定にあわせて、Adobe Creative Cloud フォトプラン(20GB)の新規受付も終了する。ただし、Adobe Creative Cloud フォトプラン(1TB)に価格改定はなく、新規登録も継続する。


 20GBの既存ユーザーは解約するまでそのまま利用できる。新価格が適用される30日前までにメールが届くとしている。


●ノジマがVAIOの買収完了 ノジマグループ傘下に


 ノジマは1月6日、VAIOの買収を完了したと発表した。ノジマはVAIOの株式の約93.2%を所有する。


 子会社化に伴いVAIOの事業運営方針に変更はなく、「VAIOの事業拡大に向けてブランド力と高い品質を維持しながら、VAIOの成長ポテンシャルをさらに引き出せるようにVAIOの経営方針を尊重する」としている。


 また、両者の顧客基盤を活用した双方の事業機会の創出/拡大や、ノジマグループの安定的な財務基盤を生かしたVAIO財務戦略の強化/推進など、それぞれの強みを生かしてグループシナジーを発揮することにより、純国産PCメーカーとしてVAIOの魅力を国内外に届けるという。


●SeagateがThunderbolt 5対応の外付けSSD「LaCie Rugged SSD Pro5」を発表


 Seagateは1月7日(現地時間)、Thunderbolt 5に対応した外付けポータブルSSD「LaCie Rugged SSD Pro5」を発表した。2TB(399.99ドル)と4TB(599.99ドル)が用意され、グローバル市場に向けて1月中に発売予定となっている。


 Thunderbolt 5対応に加えて50GBのキャッシュを備えており、読み出しが最大6700MB/秒、書き込みが最大5300MB/秒を実現している。キャッシュ後も最大5000MB/秒の読み出し、1800MB/秒の書き込み性能となっており、Thunderbolt 5搭載のMacBook ProやMac miniで8K/6Kビデオをリアルタイムに編集できるとしている。


 IP68の耐水性、耐塵(じん)性に加え、3mの落下耐性、2tの耐圧力性能も備えており、どのような環境でも使用できるとしている。ボディーサイズは約98(幅)×65(奥行き)×17(高さ)mmで、重さは約150gだ。


●Windows 10のシェアが依然として高いためセキュリティ上のリスクが高まっているとESETが警鐘


 ESETは1月2日、2025年10月にサポートが終了するWindows 10のシェアが依然として高く、セキュリティリスクが高まっていると警鐘を鳴らしている。


 ドイツでは3200万台のWindows 10搭載PCが稼働しており、これはドイツ国内で稼働しているPCの約65%に相当するとのこと。なお、Window 11は約33%、Windows 7や8、8.1、XPも100万台以上稼働しているという。


 こうした状況に対し、ESETに所属するITセキュリティ専門家のトルステン・ウルバンスキ氏は、「2025年にセキュリティの大惨事を避けるには、もう時間がない。全てのユーザーは10月まで待つのではなく、すぐにWindows 11に切り替えるか、デバイスが最新のWindowsオペレーティングシステムにアップデートできない場合は代替オペレーティングシステムを選択することを強く推奨する。そうしないと、ユーザーは重大なセキュリティリスクにさらされ、危険なサイバー攻撃やデータ損失に対して脆弱(ぜいじゃく)になる」と説明している。


 なお、statcounterの調査データによると、2024年12月時点における日本のWindows 10シェアは53.67%と、Windows 11の44.23%を上回っている。まだWindows 10を使用している場合には、早急に対応した方が良さそうだ。


●Samsungが新AI PC「Galaxy Book5」シリーズを発表


 Samsungは1月6日(現地時間)、独自の新AI PC「Galaxy Book5 Pro 」と「Galaxy Book5 360」を発表した。最大47TOPのNPUを備えるIntel Core Ultraプロセッサ(シリーズ2)を採用し、AI機能が強化されている。


 新しいAI機能として、「AI Select」と「Photo Remaster」の2つが搭載されている。AI Selectは、Webの閲覧やショッピング、コンテンツの閲覧中などに検索したい部分を選択するだけで、関連する情報が表示されるというもの。Androidに搭載されている「かこって検索」のPC版といえるだろう。Photo Remasterは、AI処理によりぼやけた写真を古い写真を鮮明にするという機能だ。


 Galaxy Book5 Proのラインアップは16型モデルと14型モデルで、どちらもAMOLED(有機EL)で、解像度は2880×1800ピクセル、リフレッシュレートは最大120Hzとなっている。プロセッサはIntel Core Ultra 7/5(シリーズ2)、メモリは最大32GB、ストレージは最大1TBを搭載。インタフェースはThunderbolt 4×2とUSB Standard-A×1の他、microSDメモリーカードスロット、HDMI出力、オーディオジャックなどを備える。


 Galaxy Book5 360は、ディスプレイを背面に回せるコンパーチブルタイプで、ディスプレイは15.6型のAMOLED(1920×1080ピクセル)で、リフレッシュレートは最大120Hz、その他の仕様はGalaxy Book5 Pro と共通だ。


 どちらも2月にカナダ、フランス、ドイツ、英国、米国などで発売予定となっている。



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