ケヤキの木を使ったDIYの動画がYouTubeに投稿されました。愛を感じる作業工程やすてきな完成品が注目を集め、動画は記事執筆時点で5万9000再生を記録、「信じられない…」「プロの作品ですね」などの声が寄せられています。
動画を投稿したのは、YouTubeチャンネル「ぴんふ」。投稿主であるぴんふさん夫妻がウロコインコの女の子「ごま」ちゃんと、セキセイインコの男の子「ぐみ」くんと暮らす日々の様子が投稿されています。
以前はぐみくんが“ネットで流行したあの曲”を歌う姿が話題となりました。今回は頂き物のケヤキの木を使い、ごまちゃんとぐみくんにバードツリーと、新たな遊び場を作る様子を見せてくれるようです。
2024年4月。実家のお父さんからぴんふさんのもとに「ケヤキの木をもらった」という連絡が入りました。早速見に行くと、そこにはとても立派なケヤキの枝が! この木を見た瞬間、ぴんふさんはすぐに「バードツリーが作れる!」と思ったそうです。
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ぴんふさんによるとケヤキは鳥にとって毒性がなく、安全な素材とのこと。今使っているバードツリーもケヤキで作ったもので、7年前に初めて自分たちの手で作ったそうです。
2023年に旅立ったセキセイインコの「うめ」ちゃんも遊んでいた、思い出が詰まった初代バードツリー。名残惜しいけれど、そろそろ作り替える時期であることから、このケヤキの木を使ってバードツリーと新たな壁の遊び場を作ることにしたのでした。
ケヤキの木はとても硬く、乾燥するととても切りにくくなるとのこと。大まかな形を決め、いらない部分を先に切っておくことにします。この木は切ったばかりの生木であることから、この日は下処理だけ行い、秋まで乾燥させておきました。
そして同年の11月、いよいよバードツリー作りがスタート。まずはいい感じに乾いていた木の洗浄と消毒を行います。この作業では外部の汚れはもちろんのこと、特に野鳥に由来する汚れを落とし、野鳥が持つウイルスを家の中へ持ち込まないことを重視しているのだとか。
そして洗浄と消毒が終わり、ピカピカになったケヤキをごまちゃんに見せると……うれしそうに木をかじる姿を見せてくれました。どうやら気に入ってくれたようです。
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お次は土台作りです。丸く切り出した板にキャスターをつけ、毎日の水拭きに耐えられるよう何度もニスを塗り、においがとれるまで干していきます。十分に干したら、土台に本体となるケヤキを取りつけます。フンが落ちる位置や後で取りつけるものの位置を考え、本体を土台の裏からビスで留めますが……木が硬すぎてドライバーのパワーが足りず、大変な作業になってしまいました。
本体を設置したら、できたも同然! ここからは作った本体に枝を当て、バランスを見ながら止まり木の位置を決めていきます。鳥たちは意外と細い枝を好むため、ぎゅっと握れる細さの枝と、それより少し太めの枝を選んでいるのだとか。
配置が決まったらビスで打てるところは打ち、打てないところはひもで固定します。後はバランスを見て不要な枝を切り、うっかり忘れていた餌場、ロープパーチやおもちゃなどを取りつけ、うめちゃんとコザクラインコの「ぱせり」ちゃんの写真を飾ったら……ついに2代目バードツリーが完成しました!
2代目バードツリーのこだわりポイントは、掃除に耐えるように作った土台と後ろにつけたロープパーチ。一番のこだわりポイントは、2羽の衝突を防ぐために前後上下どこにでも移動できるよう配置を工夫した止まり木です。ジムとアスレチックを兼ね備えたバードツリーを、2羽は気に入ってくれるでしょうか?
早速バードツリーを見せてみると、ごまちゃんは念入りな“トリ調べ”をスタート。やがて木の皮をむいて遊びはじめ、ぐみくんもおもちゃで遊びはじめました。楽しそうに遊ぶ2羽を見て、全ての苦労が報われたとうれしそうに語るぴんふさんなのでした。その後、壁の壁の遊び場も作り替えてもらい、一足早いすてきなクリスマスプレゼントをもらったごまちゃんとぐみくんなのでした。
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動画には「プロの作品ですね」「なんて素敵なご主人様と素敵なぴんふさんなんでしょう。。そして世界一幸せなゴマちゃんとぐみちゃん」「今年も幸せのお裾分けをありがとうございました。来年も楽しみにしています」といった、やさしくてあたたかいコメントがたくさん寄せられています。
ごまちゃんとぐみくんと過ごす日々の様子は、YouTubeチャンネル「ぴんふ」のほか、X(Twitter/@pase_ume)、Instagram、TikTokで公開されています。
画像提供:YouTubeチャンネル「ぴんふ」
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