クリスタル・パレスを率いるオリヴァー・グラスナー監督が、所属する日本代表MF鎌田大地に言及した。12日、クラブ公式サイトが伝えている。
FAカップ3回戦が12日に行われ、クリスタル・パレスはストックポート・カウンティ(3部)と対戦。公式戦4試合ぶりに先発出場を果たした鎌田は、4分にペナルティエリア左角から侵入してパスを送ると、このこぼれ球に反応したエベレチ・エゼが右足でゴールへと流し込み先制に成功。これが決勝点となり、1−0で勝利を収めた。
試合後、選手採点を発表したイギリスメディア『FLW』はこの試合にフル出場した鎌田に「8」点をつけ、決勝点を挙げたエゼとともにチーム最高評価を与えている。
試合後、グラスナー監督は「仕事は完了した。良いスタートだったと思う。早い時間帯にゴールを決めた。その後、試合をコントロールし、得点できる場面が2、3回あった」と振り返りながら、「いつも最後、相手はロングボール、スローインと常にボックスの中にボールを入れてくる。私たちは本当によく守ることができたので、無失点で次のラウンドに進むことができて良かった」と4回戦に進出した喜びを口にした。
また、昨年12月21日のプレミアリーグ第17節アーセナル戦(●1−5)以来の先発出場となった鎌田についてグラスナー監督は「ダイチは多くの時間をプレーして、今日は非常に良い試合だった。体調を崩していた選手たちがいた中で、全体的には負荷やプレー時間などやりたかったことがすべてできた。残りの選手たちのことは待たなければならない」と賛辞を送っている。
【ハイライト動画】クリスタル・パレスvsストックポート・カウンティ