【写真】アメリカの衝撃的な山火事の様子
Varietyによると、ウォルト・ディズニー・カンパニーが、火災への対応と復興支援のために1500 万ドル(約23.6億円)寄付したことを表明。パラマウント・ピクチャーズも同様に、ロサンゼルス消防署財団やカリフォルニア消防財団、赤十字、Direct Relief、ワールド・セントラル・キッチン、ベスト・フレンズ・アニマル・ソサエティなど現地で活動する組織に100万ドル(約1億5700万円)を寄付したそう。また、大手タレントエージェントであるクリエイティヴ・アーティスツ・エージェンシー(CAA)が立ち上げた慈善団体CAA財団は、被災者支援のためにSoCal Fire Fundを立ち上げた。
このほか、ユニバーサル・ュージック・グループ取締役会会長シェリー・ランシングとCAAのクリス・シルバーマンが理事長を務める非営利団体エンターテインメント・インダストリー財団(EIF)が現地時間1月8日朝、一般から寄せられた寄付金を最前線で従事する人々や被災者に贈るプログラムを開始したと発表。同財団は2023年にマウイ島で大規模な火災が発生した際も、オプラ・ウィンフリーやドウェイン・ジョンソンとともに基金を管理した。またアップルのCEOティム・クックも被災者支援と復旧活動支援のために寄付することを発表した。
全米映画俳優組合(SAG)は11日、火災の被害を受けた会員を支援するため、SAG-AFTRA財団に100万ドルを寄付すると発表。俳優個人でも、ジェイミー・リー・カーティスが、いちはやく家族とともに基金を立ち上げ、100万ドル寄付したことを明らかにしている。
ロサンゼルスの山火事の影響を受け、ハリウッドでは、第97回アカデミー賞のノミネート発表が延期されたほか、12日に予定されていた放送映画批評家協会賞が26日に延期。また、新作映画のプレミアイベントが中止や延期を余儀なくされているほか、『フォールアウト』や『アボット・エレメンタリー』、『グレイズ・アナトミー』など、人気ドラマの撮影が中断されている。
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