サンミュージック“リッキー”岡博之社長、一般社団法人『NPF』の理事就任　元広島・北別府学氏の遺志継ぐ

　芸能事務所・サンミュージックは15日、お笑いコンビ・ブッチャーブラザーズのリッキーこと岡博之社長が、一般社団法人『Next Player’s Foundation（NPF）』の理事に就任したことを発表した。

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　NPFは2023年6月に亡くなった北別府学氏（元広島東洋カープ・プロ野球解説者）の遺志を継ぎ、妻の北別府広美理事長によって2024年8月20日に設立された。

　NPFはまず、全国各地の児童養護施設、支援団体、学校施設を対象として、野球グローブやボールを現物で寄付していく。この取り組みにより、多くの子どもたちが用具を必要としたスポーツ野球を楽しむ機会を得るだけでなく、精神面の成長・社会性の発達・学習面への好影響をもたらし、スポーツを通じて友情を育み、健康的に成長するサポートができるとしている。

　支援を希望する団体からの支援依頼にも柔軟に対応する方針で、現場の声に耳を傾け、子どもたちが必要としている現物支援をタイムリーに提供することを目指す。

　また、支援を希望する個人にも対応するため、現在LINEを使った寄付システムのリリースも予定している。このシステムにより、個人単位での支援も可能となり、より多くの子どもたちが必要な道具用具を手に入れることができるようになる。LINEが使えない環境にある子どもには、子ども食堂や学校施設を通じて、直接コンタクトができるように広報する。

　「私たちの最終目標は、経済的な理由で野球を諦めざるを得ない子どもたちが一人でも減り、彼らが夢を追い続けるための環境を整えることです。NPFはそのために、スポーツメーカーやスポーツ業界関係者・地域の協力者と連携しながら、幅広い支援活動を展開していきます」としている。

　今後のPRとして「所属タレントの出演するイベントでのPR、（チャリティイベントを計画中また、弊社野球部とタイアップした活動も予定）」「代表理事北別府広美の公式ブログ『北別府の想いをつなぐーすべての子どもたちがスポーツを楽しめる世界にー』での活動報告」「代表理事北別府広美の講演活動による啓発活動」を行っていくという。