中国・北京を訪問している自民党の森山幹事長は、中国共産党“ナンバー2”の李強首相との会談で、石破総理が摸索する早期の中国訪問について歓迎する旨が伝えられたと明らかにしました。
中国 李強首相
「政党間交流は日中関係の重要な構成部分として、両国の交流や協力の促進に特別な役割を果たしています」
会談で森山氏は、▼東京電力・福島第一原発の処理水放出後、中国側が続けている日本産水産物の輸入停止措置の撤廃や、▼在留邦人の安全確保などを求めました。
また、習近平国家主席宛ての石破総理の親書を手渡したということです。
会談後、森山氏は石破総理が摸索する早期の中国訪問について、李強首相から「都合の良いときに訪れていただきたい」と歓迎する旨の発言があったことを明らかにしました。
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自民党 森山裕幹事長
「率直な意見交換ができたことも、評価すべきことではないかなと思っております」
森山氏は今回の中国訪問で、与党交流協議会としてはこれまでで最も多い5人の要人たちと対話を重ねたことを踏まえ、「人の交流や経済交流を行っていくことの重要性を確認することが出来た」と振り返りました。