片瀬那奈（43） 私物売却、高級マンション引越し…事務所と契約解除からの“会社員”への地道な転身

「もう週5（勤務）で。今日も仕事してから来ています」

1月14日放送の『愛のハイエナ』（ABEMA）でこう語ったのは、片瀬那奈（43）だ。女優として活躍したのち、現在は会社員として勤務している片瀬。さらば青春の光の森田哲矢（43）から「金曜日の夜とかめっちゃテンション上がるんですか？」と問われると「めっちゃ上がります！　みんなが『華金だー！』みたいになってるのはこれかー！　みたいな！」と語った。

’98年、旭化成工業「99水着キャンペーン」のCMでデビューした片瀬。モデル業だけでなく女優業にも進出し、多くのドラマや映画に出演。そして’11年4月からは朝の情報番組『シューイチ』（日本テレビ系）でMCを務めるなど幅広いジャンルで活躍していたが、’21年9月末で23年間所属した事務所を退社することに。

「’21年7月、片瀬さんが5年半もの間、同棲していた恋人男性が麻薬取締法違反容疑で逮捕されてしまいます。当時片瀬さんも家宅捜索や尿検査を受け結果が陰性だったたことが報じられたものの、片瀬さんは事務所に対し“報道されたことは事実ではない”と否定したといいます。ところが改めて確認したところ、事実だったことが判明。結局、事務所からは解雇に近い形で契約解除されることとなったそうです」（テレビ局関係者）

■私物売却、高級マンション引越し…その後、会社員に転身して地道生活

事務所という後ろ盾を無くした片瀬はフリーとして活動していくことに。しかし芸能界で軌道修正を図ることは難しかったようで’22年2月、「週刊女性PRIME」によって、これまで住んでいた家賃40万円以上もする高級マンションを引き払い、ランクダウンした家に住むことになったと報じられた。

テレビでの仕事が激減した片瀬の、当時の主戦場はYouTube。収入減に対応するためか、2ヵ月続けて私物をリサイクルショップに売却する動画をアップしたことも話題になった。

そんな片瀬だったが、転機が訪れる。通販会社『ロコンド』（現・ジェイドグループ）の社員として働くこととなったのだ。’22年11月、同社の公式YouTubeチャンネルで社長は「企画じゃなくて、基本的に週5で働いてもらうと。社員になる」といい、片瀬に対して商品企画やイベントの企画運営も期待していると発言。片瀬も「ありがたいですね」と話していた。

本誌は同年12月、片瀬の初出勤日に話を聞いた。「ロコンドのためにお客様により豊かになれるように、まだ新人ですけど頑張りたいです」と気合いはバッチリ。芸能活動は続けていくという片瀬に、両立は大変ではないか？　と質問すると「そうですね。でも体力が続く限りは頑張っていこうかなと。新しいことやれることに今はワクワクしています」と前向きな姿勢を見せていた。

‘24年に公開されたWEBメディアのインタビューでは、入社した当時はビジネスメールの送り方もわからない状態だったと明かしていた片瀬。しかし、3年目の現在は社長室勤務で、PRの仕事やリース業務、コラボ企画などさまざまな仕事を任されているという。

「入社から約半年後の’23年5月には、“キャットハウスにもなる段ボール”をプロデュース。これは『ロコンド』の運営するサイトで買い物をして届いた段ボールを工作すると、キャットハウスになるというものです。片瀬さんはInstagramで《1からこだわって試行錯誤しながら作った自信作です！》と自信を見せていました。

10代の頃から芸能界にいた片瀬さんが、40歳から一般企業で働くというのはかなり大きな挑戦だったと思います。情報番組のMCとして培ってきた臨機応変な対応力に加えて、地道な努力があったのでしょう」（芸能関係者）

40代で新たな道を歩み始めた片瀬。今後は本格的な芸能活動との二足の草鞋に挑戦していくのかもしれない。

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