フリーアナウンサーの森香澄が出演するテレビ朝日系バラエティー『森香澄の全部嘘テレビ』(毎週水曜 深2:34)が、15日深夜に放送された。今回は“お叱り代行サービス”に挑戦し、叱られたい人の依頼に応えて上司や家族になりきって本気でお叱りを連発した。
【写真】目隠しを付けたザ・マミィ酒井にお仕置きする森香澄 最近は「森香澄に怒られたい!」というオファーが増えているそうで、喫茶店で森が会った1人目の依頼者は唐沢氏、42歳会社員。依頼は“仕事中にYouTubeを観てしまう。そんな自分に女性上司にビシッとやってもらってやる気を出したい”というものだった。
「男性の上司とは違うんですか?」と質問する森に「男性の上司に耐性がついた」と答える依頼者。急に森の女上司モードが始まり、目線が鋭くなると「え、自分でサボってる自覚あるのかな?」と説教スタート。YouTube観てるよね?とガン詰めの森に「会社としては回ってるからいい」と答えた依頼者だったが、森は「会社が回ってるから自分はいらないんだったら辞めれば?」と冷たく言い放つ。
自分は管理職など言い訳を重ねてくる依頼者に対して、森は言い訳を一つずつ細かく詰めて潰していき、「YouTube端っこで観てる上司に相談する部下いなくない?」とぶった斬る。さらに「今のやりがいってナニ?」と問い詰め、「YouTube観れてお金がもらえて嬉しい」と答えた依頼者に、森の怒りが爆発する。
局アナからフリーに転身し、激動の芸能界を生き抜いてきた森の真摯なアドバイスが響いたのか、反省と改心を見せ会社でYouTubeを観ないことを約束した依頼者に「ちゃんと約束守れよ」とコップの水をぶっかけて説教タイム終了。退室する…と思いきや、依頼者に近寄り、ほほ笑みながら「昔はバリバリでかっこよかったって聞きました。その時の気持ちを思い出して頑張ってください」と耳元でささやいた。
まさかの展開となったが、森はスタッフに「ずっと怒ってるだけだとダメ、褒め言葉などのアフターフォローが大切」と極意を打ち明けた。
港区女子を卒業したいという女子に続いて、3人目として登場した依頼者はお笑い芸人の酒井貴士(ザ・マミィ)。最近自分がクズ芸人ではなくケチ芸人だと気付き、仕事で競馬のエピソードを話してもケチなので掛け金が少なく、エピソードが弱くなる話から、酒井軍団5人で旅行に行っても8万円しか持参しない、最近はポケモンカードが楽しみだというケチ近況を話し、仕事も減ってきているので昔のクズ芸人な自分を取り戻したい!という依頼だった。
なんで競馬に賭けないのか?と森の説教がスタートし、「私だって競馬に5万は賭けたことある!」と叫ぶと、「お前はクズとしてやっていきたいんだろ?」と問いつめる。そして「なんで後輩に奢らない?」と聞かれた酒井は「後輩のありがとうが弱い」と答えた。森は呆れ顔で「根っこの根っこまでケチだな」と吐き捨て、一回座れと床に正座させ、さらに酒井を問い詰める。
正座する酒井の周りを腕組みしながら、リアルなケチエピソードをどんどん挙げていく。そしてオプション増し増しの超ハードなお叱りモードへ。「お前これつけろ!」と渡したのはアイマスク。「え、ここ五反田だっけ?」とキョトンとする酒井。森は手に竹刀を持ち、笑いながら竹刀を床に叩きつけ威嚇しはじめた。「ケチ辞めれるか!?」と森が迫ると、酒井は「ゴミクズって言ってお尻を叩いてくださいっ!」は懇願した。
縦に斬ってほしいとおかわりを要求する酒井に「だいぶ特別料金かかるけど?」と言いつつ小悪魔的な笑顔でしっかりと酒井の頭に竹刀を振り下ろした森は、最後に酒井のアイマスクを取り、耳元で「私実はザ・マミィのファンなんです。頑張ってください」と言い、颯爽と去っていく。酒井は「延長で…次の予約取りたいんですけど」と森にドハマりしていた。