17日(金)にかけて北海道から北陸は大雪や吹雪による交通機関への影響に注意。また、20日(月)頃は低気圧の影響で、関東など太平洋側でも雨が降りそうです。21日(火)以降は厳しい寒さは和らぐでしょう。花粉がわずかながら飛んでいる所があり、花粉に敏感な方は早めの対策を。
●17日(金)にかけて北海道から北陸は大雪や吹雪
17日(金)にかけて前線を伴う低気圧が発達しながら北日本付近を通過し、冬型の気圧配置となるでしょう。北海道は日本海側だけでなく、太平洋側も雪や風が強まり、吹雪く所がありそうです。東北は日本海側を中心に雪が降り、風が強いでしょう。大雪や吹雪、吹きだまりによる交通障害に注意が必要です。北陸も断続的に雪や雨が降るでしょう。
18日(土)は冬型の気圧配置は緩み、日本海側の雪も次第に弱まりそうです。
●20日(月)は太平洋側で雨 21日(火)頃から寒さ和らぐ
19日(日)は気圧の谷が近づき、関東など太平洋側でも所々で雨が降るでしょう。
20日(月)は本州の南岸沿いを低気圧が進む予想です。太平洋側も広く天気が崩れるでしょう。時に関東に雪を降らせる南岸低気圧ですが、今回は、今のところ、平野部では広く雨が降る見込みです。
21日(火)以降は北海道から北陸では所々で雪や雨が降りますが、太平洋側はおおむね晴れるでしょう。最高気温は平年より高く、関東から九州は13℃前後まで上がり、厳しい寒さは和らぐでしょう。
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●24日以降も日本海側は雪や雨 気温は平年より高め
24日(金)以降も北海道から北陸は雪や雨が降りやすいでしょう。太平洋側は晴れる日が多いですが、26日(日)は気圧の谷が通過し、太平洋側も雨や風が強まりそうです。
気温は平年より高い日が多く、寒中としては厳しい寒さはないでしょう。日差しのもとでは春の気配を感じられるかもしれません。
●花粉シーズン近づく
春の気配とともに花粉シーズンが近づいています。
スギ花粉は2月上旬に九州から関東の一部で飛散開始となる見込みです。2月中旬には関東以西の広い範囲で、2月下旬には北陸と東北南部でスギ花粉シーズンを迎えるでしょう。東北北部は3月上旬から中旬に飛散開始となる見込みです。ほぼ例年並みのスタートですが、東海と東北では例年並みか早い予想です。
ただ、スギ花粉は、飛散開始と認められる前からわずかな量が飛び始めます。協力機関からの観測情報によると、東海では早くも1月上旬に飛散開始が確認された所があります。また、東京都保険医療局「東京都アレルギー情報navi.」のデータによりますと、東京都内でもわずかながらスギ花粉の飛んでいる所があります。
花粉症の方は、早めに花粉対策を始めるとよいでしょう。
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