俳優の板垣李光人と中島裕翔(30)がW主演を務める、カンテレ・フジテレビ系連続ドラマ『秘密〜THE TOP SECRET〜』(20日スタート、毎週月曜 後10:00)の制作発表が16日、都内で行われた。“かつてないほど切ないバディ”を演じる板垣と中島が、互いの印象を語った。
【写真】秘密を明かされ、耳を赤くして照れる板垣李光人 中島は、初共演の板垣について「すごくおとなしいイメージでした」と初対面の印象を明かし、「1人でいることが好きなのかと思いきや、こういう間柄の役だからか、僕の近くにピタッと来てくれてすごくかわいいんです。ワンちゃんみたい」とにっこり。板垣は「すべてを受け止めてくださる空気を持ってらっしゃるので、ついついちょんちょんっと」と中島を突っつきながら笑顔を見せ、「何をやっても相手をしてくれるので」となついている様子。中島は「最近、ちょっかいを出してくれるんです」と誇らしげだった。
そんな仲むつまじい2人について、高橋努は「廊下に立っているシーンで、2人が輝いていて、1回扉を閉めようかと思いました。キラキラしていて」とそのオーラを絶賛。さらに「寒いスタジオでラーメン食べた後の話していい?」と続け、「第九の会議室ってピリピリしてるんです。そんな中、室長(板垣)の隣に立っていたら、俺にほほ笑んでくるんです。本番もかわいい笑顔で上目遣いでほほ笑んできていて、『どうした?』って言ったら『歯になんかついていますか?』って。もー!」と、板垣の虜になっていた。
また、中島は「左右がわからなくなるんです。『テーブルの右から来てください』と言われると、左に行っちゃうんです」と板垣のチャーミングな一面を告白。板垣が「右って言われて、自信満々に動いたら左立ったりするんです」と顔を赤らめていた。
今作は、科学警察研究所の法医第九研究室、通称“第九”を舞台に、死者の生前記憶を映像で再現できる特殊なMRI技術を用いて、解決不可能とされていた事件の真相を解き明かしていくヒューマンサスペンス。凶悪・重大犯罪において、被害者および犯人死亡の際、その脳を特殊なMRIスキャナーにかけ、生前の記憶を映像化する「MRI捜査」を行う。
板垣は第九の室長・薪剛、中島はかつての第九メンバーで薪の親友以上の存在だった鈴木克洋と、後に第九に配属される、鈴木とうりふたつの新米捜査員・青木一行の1人2役を演じ、“かつてないほど切ないバディ”のとなる。また、2人の大学時代からの友人で、亡くなった鈴木の婚約者でもある解剖医・三好雪子を門脇麦が演じる。
会見には、板垣、中島、門脇、高橋が出席。國村隼がコメント動画を寄せた。