MBSテレビ「よんチャンTV」(月〜金曜午後3時40分=関西ローカル)は、16日の放送の中で、中居正広の女性トラブルを取り上げ、元NHK記者でジャーナリスト立岩陽一郎らが持論を展開した。
この日は番組冒頭、「中居正広女性トラブルで解決金 株主がフジに調査求める」と題して、中居をめぐる問題を取り上げた。
元プロビーチバレー選手でタレントの浅尾美和(38)は、中居がコメントを発表した際に、芸能活動を継続できる状況と強調した文言に触れ「私たちって、オファーがあって出演するものじゃないですか。それが中居さん側からの発信で…。中居さんが(出演を)決めるわけじゃなくて。この文章、違和感がある。この文章を入れなければならなかったのか。気になりますね」との思いを口にした。
中居は9日に「お詫び」と題した文書を発表。「トラブルがあったことは事実です」と認め「双方の代理人を通じて示談が成立し、解決していることも事実です」とし、示談の成立で「今後の芸能活動についても支障なく続けられることになりました」などとつづっていた。
この日、番組に出演していた河西邦剛(くにたか)弁護士は「(文言は)弁護士がチェックしていると思います。中居さんの強い意志はあるのかなと思います」としつつも、“もうひとつの意図”を類推した。
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河西弁護士は、中居がコメントを発表した当時、「CMの削除が続いている状態だった」とし、「違約金の問題。自身は(芸能活動を)続けられる状態になっているんですよ、と。あとは、スポンサーさんとかの判断ですよね? という。(後に)交渉材料になってくるんですよ」と続けた。
河西弁護士は、CMの取りやめは、各社の自主判断である状況を生み出そうとしたのではないかと指摘。その上で「現実問題としては今回、そもそも違約金は発生しない可能性が高い。あくまでも週刊誌報道ですし、各社の自主判断だった−と。そうなると、違約金は発生しないでしょうね。でも、お金(ギャラ)は返しましょうねってなる」との見方を示した。
この問題をめぐっては、フジテレビの幹部が関与したとも一部で報じられた。フジの対応も問題視され、17日には記者会見を開く予定だ。
これに、立岩氏は「中居さんの話は、ある意味、僕はどうでもいいというか。守秘義務がある以上、しゃべれないならいい。問題はフジテレビですよ。外部(の調査)もいいですけど、メディアですよ? (政界などにも)透明性を求めてきたわけでしょ? そのメディアですよ。ならば、フジテレビが(自身で)調べて、きっちりと明らかにすべき」と主張していた。
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