“偽ブラッド・ピット”に騙され1億3000万円被害、SNSやらないブラッド・ピットが注意喚起

ブラッド・ピットが、自身を名乗る人物から約1億3000万円を盗まれた女性がいたことから、なりすまし詐欺に注意するよう呼び掛けている。アンと名乗る53歳のフランス人女性はブラッドと恋愛関係にあると思い込み、貯蓄のほとんどをその詐欺師に渡してしまったという。

ブラッドの代理人は、E！ニュースへの声明の中でこう語っている。

「詐欺師がセレブリティとファンの強い結びつきを利用するのはひどいことですが、これは、特にソーシャルメディアにアカウントがない俳優からの、オンラインでの迷惑な働きかけに応じないという重要な注意喚起です」

ブラッドは、TikTok、インスタグラム、Xを含む主要なソーシャルメディアにおいて認証されたアカウントを持っていない。

仏ニュース番組に女性はこう話している。

「私はソーシャルメディアに慣れていません。そして、自分に何が起こっているのかよく理解できませんでした」

ブラッドになりすました人物は、メッセージのやり取りを始めると、愛の詩まで送ってきたそうで、 「こんなことを書いてくれる男性はほとんどいません」「私は相手の男性が好きでした。彼は女性への話し方を知っていて、いつもとても上手でした」と語る。

偽のブラッドは、アンジェリーナ・ジョリーとの離婚のために銀行口座が凍結されており、がんの治療費が必要として、AIが作成したような病院の写真まで送ってきたという。

しかし、本物のブラッドが恋人イネス・デ・ラモンと一緒に写っている写真を見て騙されたことに気づいたそうだが、その時点までにすでに大金を渡していたという。

「なぜこんな害をなすために私が選ばれたのか、自問しています。私は誰も傷つけたことはありません。この人たちは地獄に落ちるべきでしょう」

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