この先中国地方は高温傾向ですが、日本海側ほど弱いながらも寒気の影響を受けるため、寒暖差が大きくなる見込みです。寒暖差で体調を崩さないよう、お気をつけください。また、積雪の多い所では雪崩に注意が必要です。
●21日(火)と24日(金)は弱いながらも寒気の影響を受ける
向こう一週間で、中国地方の上空に弱いながらも寒気が流れ込むタイミングは、21日(火)と24日(金)の2回あります。
強い寒気の流れ込みはないものの、平年より暖かな空気に覆われる日が多いため、晴れて気温が上がる日と、曇りや雨で風が冷たい日の気温差が日本海側ほど大きくなる見込みです。
日本海側の鳥取市では、日中の最高気温が14℃と3月下旬並みになる日もあれば、8℃と真冬並みになる日があるなど、寒暖差が大きいでしょう。
●瀬戸内側は朝晩と昼間の気温差大
向こう一週間の瀬戸内側は晴れる日が多く、日中の最高気温は3月並みになる日が多いでしょう。寒さが和らぐ見込みです。一方、朝は放射冷却がよく効くため、冷え込みが厳しいでしょう。朝晩と昼間の寒暖差が大きいため、服装の調節が必要です。
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●高温傾向も日本海側ほど寒暖差大 雪崩に注意
明日18日(土)は移動性高気圧に覆われて、中国地方は全般に晴れるでしょう。日中の最高気温は10度前後で、寒さは和らぐ見込みです。ただ、朝は冷え込みが厳しく、最低気温は内陸部でマイナス5℃前後、沿岸部でも0℃前後でしょう。
19日(日)は気圧の谷や湿った空気の影響で晴れたり曇ったりでしょう。日中は天気の崩れはない見込みです。
日中の最高気温は日本海側で15℃近くになり、3月下旬並みの暖かさでしょう。積雪の多い所では雪崩に注意が必要です。
今週末は朝晩と昼間の寒暖差が大きくなるため、受験生の方は、脱ぎ着しやすい調節できる服装がよさそうです。
20日(月)は日本海を進む気圧の谷の影響で、日本海側で雲が広がり雨の降る所があるでしょう。
21日(火)は弱いながらも寒気が流れ込むため、日本海側で雲が広がり、雨の降る所がある見込みです。風が冷たく、日本海側ではこの時期らしい寒さとなるでしょう。
22日(水)から23日(木)は瀬戸内側を中心に晴れる所が多いでしょう。昼間は3月並みの暖かさとなる見込みです。
24日(金)は弱いながらも寒気が流れ込むため、日本海側で曇りや雨の天気となるでしょう。風が冷たく、日本海側は真冬並みの寒さとなる見込みです。
気温変化で体調を崩さないようお気をつけください。また、積雪の多い所では雪崩に注意が必要です。
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