朝食やお弁当の定番、ゆで卵。我が家では作る頻度がだいぶ高いのですが、色々な料理を同時進行で作っているとゆで卵を作るのにコンロを1つ占領してしまい、効率が悪く不便だな……と思っていました。
そこで試しに購入してみたのが、電子レンジでゆで卵が作れるという便利グッズ。これがもう自分の中でかなりの大ヒット! ここ数年で購入したものの個人的ヒットランキングでもベスト5に入る勢いで、日々大活躍しています。
◆レンジで放置するだけ! 火を使わずゆで卵が作れる
「レンジでらくチン!ゆでたまご」(税込1490円)は、その名の通り、電子レンジで簡単にゆで卵を作ることができる調理グッズ。ニトリのオンラインショップでも口コミがかなりの高評価で気になっていました。
幅15.3×奥行12.9×高さ13.7cmで、まさに卵のようなころんとしたデザイン。加熱時間の目安が本体にプリントされているので、久々の使用で加熱時間を忘れてしまった場合などにもひと目でわかり便利です。
パーツはフタ・目皿・本体容器のたった3つのみ。食洗機の使用はできませんが、シンプルな構造で各パーツも角張ったところがないため、とても洗いやすくお手入れが簡単です。
◆水を入れて、穴のあいた皿に卵をセット
使い方も簡単!まず本体容器の内側に記されているラインまで水を入れて……
穴のあいた目皿をセットし、そこへ卵を乗せます。1度に最大3個まで作れますが、もちろん1個だけ作ることも可能です。
卵をセットしたらフタをして、両サイドのストッパーをしっかりロック。冷蔵庫から出したての卵を加熱すると急激な温度変化によりヒビが入ったり卵白が漏れ出すこともあるため、常温に戻した卵を使って調理します。
あとは電子レンジで加熱するだけ。
調理後は容器自体が熱くなりますが、ハンドルがついているので取り出しもラクラク!
◆「ゆで卵を作った」という感覚すらない
まずは目安時間通りに600Wで7分加熱し、そのまま庫内で7分放置してみました。
いつもは水でたまごを冷やしてから殻を剥いても殻から白身がきれいに剥がれず苦戦することもありますが、この調理器を使うとなぜか少し流水で冷やすだけでいとも簡単に殻が剥けます。
なんともきれいなゆで卵に仕上がっていて感動。黄身が固すぎてパサパサ……なんていうこともなく、程よくしっとりしていて美味しい!
鍋での調理だと、ゆで卵のせいでコンロや鍋が足りなくなり、調理中に無駄に待ち時間ができてしまうことが多々ありました。しかしこれなら火加減や茹で時間を気にする必要がなく、ひたすら放置しているだけでできあがります。むしろ「ゆで卵を作った」という感覚すらありません(笑)。
◆時間を調整すればゆで加減も思いのまま!
お肉の丼ものに添える時など、半熟のゆで卵を使いたい時もありますよね。そこで基本の「加熱7分×余熱7分」よりも時間を短縮したバージョンも作ってみることにしました。
我が家の電子レンジでは、5分×5分だと黄身全体がとろっとした半熟卵、6分×6分だと黄身の外側は固まりつつも中央部は柔らかい、半熟と固ゆでの間くらいのたまご、7分×7分だと固ゆで卵に仕上がりました。
料理や好みに合わせてゆで具合も自在に調節できて最高! 今回作った半熟ゆで卵は麺つゆに浸けて味付け卵にしたところ、家族からも大好評でした。
火を使わずにゆで卵が作れると、こんなにも料理の効率がアップするなんて! おでんなどの煮込み料理が美味しいこの季節は、特にゆで卵を仕込む機会も増えるはず。みなさんにも「レンジでらくチンゆでたまご」の便利さを是非体感してもらいたいです。
<写真・文/鈴木美奈子>
【鈴木美奈子】
雑誌の読者モデルから2児のママに。現在はライターとして、コスメ・美容、家事コツなどの記事を執筆。