ライトオンがトップ交代、ワールドの大峯伊索氏が代表取締役に 現職の藤原氏は辞任

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2025年01月17日 16:51  Fashionsnap.com

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 ライトオンのトップが交代した。本日付で現代表取締役の藤原祐介氏が辞任し、同社の社長執行役員を務めていたワールドの大峯伊索常務執行役員が代表取締役に就任。そのほか、社外監査役の多田斎氏、永井俊博氏、平出晋一氏の3名が辞任した。

 ライトオンは、今回の人事異動について「2024年10月8日に策定・公表した新中期経営計画(2025年8月期〜2029年8月期)の確実な遂行、達成を図り、更なる成長と企業価値向上を目指すもの」と説明。同社は近年赤字体質に陥っており、2024年8月期の業績では売上高388億800万円(前期比17.3%減)、営業損失50億円(前期は9億2200万円)、純損失121億4200万円(同25億4500万円)を計上。昨年10月には、ワールドと日本政策投資銀行による投資会社W&Dインベストメントデザインが、ライトオンの子会社化を目的としたTOB(株式の公開買い付け)を実施することを発表した。
 新たに代表取締役に就任した大峯伊索氏は、1962年生まれ。1986年にワールドに入社し、事業開発部デザイナーグループ担当統括マネジャーやキャリア統括部統括部長、イノベーションリンクの代表取締役社長を歴任した。2018年にはワールドグループ執行役員に就任。2024年10月には、ライトオンの社長執行役員に任命された。

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