TBS系「Nスタ」(月〜金曜午後3時49分)は17日、中居正広(52)をめぐる女性トラブルに関して、この日午後3時からフジテレビの港浩一社長が開いた定例記者会見の内容について、詳報した。
前週の放送でこのトラブルについて報じた際、「私たちはJNNでは、この件について取材を続けます」と毅然(きぜん)とした様子で述べた、金曜キャスターを務める同局の日比麻音子アナウンサー(31)は、会見を取材した経済部記者と中継でつなぎ、会見の様子について質問を重ねた。
「この会見で印象的な場面はありますか」という日比アナの問いかけに「港社長の言葉です。調査委員会の調査に委ねたい、として回答を控える場面が多かったのが特に印象的でした」「記者からは中居さんと女性のトラブルについて何度も質問が相次ぎました。ただそれらについても、第三者による調査委員会に委ねるとしました」とのリポートがあった。
さらに記者から「ただ、肝心の調査委員会が日弁連のガイドラインに基づくものかどうかが明らかにされず、記者からは批判の声が上がりました。結局は選任する弁護士に任せるとの説明でした」など、全体的に明確な答えが少なかったという趣旨の報告を受けると、日比アナは「なるほど」と、硬い表情で応じた。
中居をめぐっては、23年6月に女性との間にトラブルが発生。約9000万円の解決金を支払って示談したと昨年末に一部週刊誌などが報じ、今月9日に中居は自身の公式サイトでトラブルに関しては「事実」とし、示談が成立していることも認めた。当初、この問題にフジテレビ社員が関係しているとの報道もあったが、同局は昨年末に「当該社員は会の設定を含め一切関与しておりません」などと否定。中居も9日の発表時に「当事者以外の者の関与といった事実はございません」とした。
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15日にはその後、株主の1社である米投資ファンドのダルトン・インベストメンツが同局に対して書簡を送付、第三者委員会の設置を訴えたことを明らかにしている。
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