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Varietyによると、訴えたのはイタリア出身の映画監督フランチェスカ・グレゴリーニ。彼女は2013年に発表した映画『The Truth About Emanuel(原題)』の主だった要素を盗用したとして、シャマランとAppleを相手取り、8100万ドルを求めて訴訟を起こした。グレゴリーニはどちらの作品も、赤ん坊の人形を自分の子どもであるかの様に世話する妄想的な母親と、その妄想に加担する乳母を描いていると主張しているそうだ。
グレゴリーニは、ドラマ『サーヴァント』配信直後の2020年1月に訴えを起こしたが、一旦連邦判事により棄却。その後2022年に控訴が認められた。これを受け、Appleは略式判決を求めて申し立てを行ったものの、却下され、陪審員による裁判が決定した。1月14日に行われた裁判には、シャマラン監督も出席していたそうだ。
シャマラン側弁護士は、『The Truth About Emanuel(原題)』公開の何年も前から、脚本家のトニー・バスギャロップがドラマの企画をスタートさせており、番組関係者が映画を参考にしたことは一度もないと反論。また、『サーヴァント』は超自然スリラーであり、エモーショナルな成長ドラマである『The Truth About Emanuel(原題)』とは、ジャンルも含めて相違点が多いと訴えた。
裁判は2週間続くとみられ、この後シャマランも『サーヴァント』の関係者とともに証言する予定。陪審員は、『The Truth About Emanuel(原題)』と『サーヴァント』の最初の3話を視聴したうえで、審理を開始するという。
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