俳優の大泉洋と長尾謙杜(なにわ男子)が17日、都内で行われた映画『室町無頼』初日舞台あいさつに登壇。長尾が、大泉の暴走トークに悲鳴を上げる場面があった。
【写真】キュートな笑顔にキュン!にこやかに手を振った長尾謙杜
今作は、企画スタートから公開まで約9年かかった。大泉は「もっと早くやっていればここまで体がボロボロになることもなかった」としつつ、「長尾くんがね、まだまだあまりにも子どもすぎるっていうこともありますからね。ひょっとしたら毛も生えてなかったかも…」とニヤリ。大泉のきわどいトークに長尾は「あんま良くないですね!」と指摘した。
さらに、先行上映された「IMAX」の話題になると、大泉は「普通じゃ見えないところまで見える。長尾くんの毛まで見えるかもしれない」と再び“毛”に着目。長尾は「“毛”イジりやめてください!」と一歩踏み出して忠告。「見えないですよ!」と否定し、「ネットニュース(の見出しなど)が、“毛”になりますよ!」と頭を抱える長尾を見て、大泉はうれしそうに笑っていた。
今作は2023年『極楽征夷大将軍』で直木賞を受賞した垣根涼介氏の『室町無頼』(新潮文庫刊)を実写化。時は室町、“応仁の乱”前夜の京(みやこ)。大飢饉(ききん)と疫病の連鎖、路上に重なる無数の死骸という混沌(こんとん)の世の中に風のごとく現れ、巨大な権力に戦いを挑んだ者たちがいた。日本史上、初めて武士階級として一揆を起こし、歴史にただ一度だけその名を留める男・蓮田兵衛(大泉)のもとに結集した無頼たちの知られざる闘いをドラマチックに描く。
舞台あいさつには、大泉と長尾のほか、堤真一、松本若菜、入江悠監督も登壇した。