俳優の大泉洋と堤真一が17日、都内で行われた映画『室町無頼』初日舞台あいさつに登壇。大泉が、堤を質問攻めにする場面があった。
【写真】キュートな笑顔にキュン!にこやかに手を振った長尾謙杜 作品にちなみ、大逆転したエピソードを問われた堤は「結婚」とフリップに記入。「まさかみんな結婚すると思っていなかった。(結婚当時)もう49歳だったので、そうやって生きていくと思われていたが、まさかの結婚」と、世間の声に逆転したと説明した。
MCが「結婚してよかったこと」を質問すると、堤は「全然違いますよね」と回答。大泉が「違いますって?いいことを聞いてる」と指摘すると、「楽しいっすよ、家族」と照れ笑いを浮かべた。
さらに、大泉は「なんで結婚に踏み切ったんですか。結婚しないと思われていたのに」と追及。堤は「いいじゃん、そんな…」とタジタジ。それでも大泉の質問は止まらず。「義理のお父さまが怖い人って言ってたじゃない」と続け、「優しくていい人だけど、あいさつ行くのが怖かった。酒飲んでからしか行けなかった」というさらなるエピソードを引き出した。
今作は2023年『極楽征夷大将軍』で直木賞を受賞した垣根涼介氏の『室町無頼』(新潮文庫刊)を実写化。時は室町、“応仁の乱”前夜の京(みやこ)。大飢饉(ききん)と疫病の連鎖、路上に重なる無数の死骸という混沌(こんとん)の世の中に風のごとく現れ、巨大な権力に戦いを挑んだ者たちがいた。日本史上、初めて武士階級として一揆を起こし、歴史にただ一度だけその名を留める男・蓮田兵衛(大泉)のもとに結集した無頼たちの知られざる闘いをドラマチックに描く。
舞台あいさつには、大泉と堤のほか、長尾謙杜(なにわ男子)、松本若菜、入江悠監督も登壇した。