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フジテレビの社員も、辛い立場に置かれているーー。
‘24年12月に「女性セブン」が報道した中居正広(52)と女性との間のトラブル。’23年6月に行われた会食後に中居と女性との間にトラブルが生じたといい、中居側もトラブルは解決済みとしながらも、トラブルの発生自体は認めていた。
その後、「週刊文春」がフジテレビの社員がこのトラブルに関与した疑惑を報道。フジテレビは12月27日に公式サイト上で《当該社員は会の設定を含め一切関与しておりません》などと完全否定した。しかしその後、文春は当時女性がフジの社員に被害を相談していたと報道。騒動が明らかになるまで、トラブルへの対応をとってこなかったことが波紋を呼んだ。
さらに、1月15日に配信された「週刊文春 電子版」では、フジテレビの女性アナウンサーが匿名で、中居が参加する飲み会に同局社員によって“アテンド”されたと告発。” 女性社員の上納”が疑われるような内容だった。
15日に報道された内容では、フジテレビのアナウンサーが被害を告白しているだけに、同局の社員たちは大きな不安を抱える状況となっている。
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そんななか、フジテレビの宮司愛海アナが、メインキャスターを務める17日放送の『Live News イット!』(フジテレビ系)に生出演。直前から行われていた港浩一社長の会見を受け、声を震わせながら心境を語った。
宮司アナは、「一連の問題のこの大元、根本に一体何があったのかということを、しっかりと第三者の目を入れて調べてもらう、そして会社が生まれ変わる一歩にするべきだという風に私は感じています。それが信じてくださっていた視聴者の皆様に対する、あるべき姿勢だとも思います」と、自身の考えを説明。
さらに、「それから、一連の報道をめぐって、意図しない目を向けられて傷ついている仲間が、多くいます。とてもつらくて、自分たちで説明もできないといった、とてももどかしい状況に置かれています」と、社員を取り巻く厳しい状況を明かした。
そして、「今回の会見は社員を含めて、全面的に公開はされませんでしたけれども、会社に対してはもちろん、調査はもちろんですけれど、社員に対する説明もしっかりと真摯に行って、それを真摯に公表してほしいと思っています」と、調査とともに社員への説明も果たしてほしいとの思いを打ち明けた。
コメントをしづらい自社のトラブルについて、宮司アナが自身の考えを明かし会社に対して提言したことに、Xでは賞賛の声が上がった。
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《社員にはちゃんと説明しないと このアナウンサーよく話たけど 後で注意されなきゃいいけど》
《中居正広氏問題のフジ会見やフジテレビと中居正広さんに対して初めてアナウンサーとしてフジテレビ社員として声を震わせながらも宮司アナが物申してて辛い中良くぞ言ったと思った》
《フジテレビで社長会見が世間には公開されなかったことに対してこの人が自分の意見を言ってて凄いと思った。テレビ局に限らず今の社会にはこういう人材が必要》
「宮司アナがあえて”今回の会見は社員を含めて、全面的に公開はされませんでした”と話したのは、社員に対する説明が現状不十分だと感じているからではないでしょうか。また、同時に”会社が生まれ変わる一歩に”とまでコメントしたのも、現在の会社の状況に不満を持っているからだと思います。報道に携わる宮司さんだけに、忸怩たる想いがあるのかもしれません」(テレビ局関係者)
1月10日、《社長として全力で皆さんを守ります》と社員に一斉メールを送ったと報じられていたフジテレビの港社長だが、現状社員を守ることはできていないようだ。
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