瀧内公美、海外の仕事に意欲「英語を極めたい」

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2025年01月18日 13:27  ORICON NEWS

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映画『敵』公開記念舞台あいさつに登壇した瀧内公美 (C)ORICON NewS inc.
 俳優の瀧内公美(35)が18日、都内で開かれた映画『敵』公開記念舞台あいさつに登壇した。

【写真】主人公・儀助を演じた長塚京三

 本作は、作家でありながら、さまざまな顔を持ち、文壇・メディアとの戦いを経て、生き抜いてきた筒井康隆氏の同名小説が原作。映画『桐島、部活やめるってよ』、『騙し絵の牙』の吉田大八が監督を務め、モノクロ映画に仕上げた。『第37回東京国際映画祭(TIFF)』では、東京グランプリ/東京都知事賞を受賞したほか、吉田監督が最優秀監督賞、長塚が最優秀男優賞を受賞するなど三冠となった。

 主人公は、渡辺儀助、77歳。元大学教授で今はリタイアし、妻に先立たれている彼は、朝起きる時間、食事、衣類、使う文房具一つに至るまでを丹念に扱い、預貯金の残高と生活費があと何年持つかを計算し、自分の寿命を知る。そんな儀助の元にある日「敵」が現れる…というストーリー。

 本作で主人公・儀助のかつての教え子を演じ、『アジア・フィルム・アワード』の「助演女優賞部門」にノミネートされている瀧内は自身の役について、「実存したのか、虚像だったのかわからない、というこの役にとてもやりがいを感じました」としみじみ。

 主人公・儀助のように“将来のためにやっていること”を聞かれると、「将来のことを考えるのがあんまり好きじゃなくて。いつ死を迎えるか分からないと常に思っていて、今自分がやりたいことを第一にやっていくということを大切にしているので、何かここに向かって、ということはないんですけれども」と話すも、「海外のお仕事の話があったりするので、英語の方を極めていきたい」と意気込んだ。

 イベントには長塚京三(79)、松尾諭(49)、松尾貴史(64)、吉田大八監督(61)も登壇した。

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