中日課題の長打力と得点力 細川成也は30本塁打&100打点達成できるか?

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2025年01月19日 10:12  ベースボールキング

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中日・細川成也 (C) Kyodo News
 3年連続最下位に沈んだ中日は昨季、チーム得点リーグワーストの373、チーム本塁打はリーグ4位の68本だった。広いバンテリンドームを本拠地にしている関係で、長年、チームの打撃力を課題にしており、最後にシーズン30本塁打を放ったのは17年のゲレーロの35本、最後の100打点は09年に110打点を記録したブランコ、109打点の森野将彦を最後に、15年以上100打点を挙げた選手はいない。

 その問題を解決してくれそうなのが、細川成也だ。DeNA時代長距離砲として期待されながら殻を破れずにいたが、22年オフに行われた現役ドラフトで中日に加入すると、移籍1年目の23年、140試合に出場して、打率.253、24本塁打、78打点とブレイク。夏場以降に失速し打率は2割5分台で終わったが、期待以上の働きでレギュラーをモノにした。

 移籍2年目の昨季は開幕から18打席連続無安打と苦しんだが、4月2日の巨人戦でサヨナラ本塁打を放つと、徐々に調子を上げていき4月終了時点で打率.291、6本塁打、14打点。オールスター前まで打率.301、12本塁打、37打点の成績を残した。23年は夏場以降に打率を落としたが、昨季は8月が月間打率.297、9・10月が打率.273をマークし、最終的には143試合全試合出場して、打率.292、23本塁打、67打点。

 広いバンテリンドームを本拠地にしながら、2年連続で20本以上本塁打を放ったのは立派。課題だったシーズンでの波を小さくした。あとは、ここから本塁打、打点をどれだけ上積みができるか。

 特に打点は細川の前を打つ打者がどれだけチャンスを作れるかがカギとなってくる。チャンスの機会が増えれば、増えるほど打点は上がっていく。今季、30本塁打、100打点を記録することができるか注目だ。

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  • 細川がその数字を残すのは1人やと絶対無理。前後にそれなりの打者が現れん限りで無理!
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