「リハーサルから強めにバチン」野村佑香 ドラマ『チェンジ』で大女優からのビンタを回想

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2025年01月19日 11:10  web女性自身

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「『チェンジ!』に出演したのは、受験を控えた中学3年生のとき。撮影の空き時間に家庭教師に来ていただいて、学校のテスト対策もしっかりしていました。でも、クラスメート役で1歳年上の藤原(竜也)君に『高校、行ったほうがいいのかな?』と相談すると、『べつにいいんじゃないの?』と軽い感じで(笑)」



こう振り返るのは、野村佑香さん(40)。仕事が多忙な時期だったが、体育祭や文化祭など学校行事には必ず参加していたという。



「中学3年の文化祭では、クラスで発表する『スタンド・バイ・ミー』の演出を担当。『チェンジ!』のロケバスでは、ドラマの台本ばかりじゃなく、文化祭の台本も読み込んで手直ししていたから、お父さん役のうじきつよしさんに『大変だねえ』と感心されました。ドラマの放送が終わった直後、うじきさんは『笑っていいとも!』(フジテレビ系)のテレフォンショッキングで私を呼んでくれて、サプライズの誕生日プレゼントまで用意してくださったんです。今でも、あのときいただいたスカートをはいています」



母親のマネージャー役の阿部寛は、番宣でテレビ出演する際、必ず「ボクは監督にだまされました」とこぼしていたという。



「どうやら、若松節朗監督には、コミカルな役ではないと聞かされていたようなのですが、実際は毎回『高身長で申し訳ございません』と土下座する役だったんです」



心が入れ替わる母親役は、W浅野として人気だった浅野温子。



「“かっこいい女優さん”というイメージのままでした。プラス、すごく気さくで、お姉ちゃんみたいな人ですが、カメラの前にくるとパチッと役に切り替わる」



お互いが抱き合い、階段から転げ落ちて心が入れ替わるシーンでのことだった。



「何度かリハーサルをしたのですが、抱き合ったとき“すごく細い!”と思って、少し遠慮したんです。すると浅野さんは『全然大丈夫だから、思い切りやって!』と言ってくれて。逆に私がビンタをされるシーンでは、リハーサルから強めにバチンとされました。それだけ緊張感があって、勉強になる現場でした」



撮影が終了し、打ち上げの席では、少し天然な浅野の姿もあったという。



「私は浅野さんと一緒に写りたくて『写真いいですか?』と聞くと、『いいよ、いいよ』とカメラを手にとって私だけを撮ろうと(笑)。『いや、違うんです』と言って、一緒に撮影してもらったのも、大事な思い出です」



『チェンジ!』(テレビ朝日系・1998年)


険悪な母娘、瑞穂(浅野温子)とさおり(野村佑香)は、階段から転げ落ちたのをきっかけに心が入れ替わってしまう。女優の瑞穂のマネージャーに阿部寛、さおりの同級生に藤原竜也と共演者が豪華!



【PROFILE】


のむら・ゆうか


1984年生まれ、神奈川県出身。3歳からジュニアモデルとして活動、ドラマ『木曜の怪談』シリーズや、ファッション誌『ニコラ』での活躍でチャイドルブームの先駆けに。

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