ミランのアドバイザーを務めるズラタン・イブラヒモヴィッチ氏が、同クラブへの加入が噂されるマンチェスター・シティのイングランド代表DFカイル・ウォーカーについてコメントした。
2017年夏からマンチェスター・シティに所属し、6度のプレミアリーグ優勝や2022−23シーズンのチャンピオンズリーグ制覇などに貢献したウォーカーだが、今季は出場時間が減少。先日にはジョゼップ・グアルディオラ監督が同選手の退団希望を公言しており、去就に注目が集まっている。
そして、ミランはウォーカーと2027年夏までの契約ですでに個人合意に達していると模様。移籍金をマンチェスター・シティに支払っての獲得か、ウォーカーが契約を解除してフリー移籍するのかが争点となっている。
そんななか、イブラヒモヴィッチ氏は18日に行われたユヴェントス戦でウォーカーについてコメント。「彼が偉大なサッカー選手であることは誰もが知っている。彼のような選手が市場に出回れば、多くの関心が集まる。(若手主体の)私たちのビジョンに反するか? ノー。彼は強いし、リーダーだ。今は獲得が可能かどうかを確認しているところだ」と同選手の豊富な経験値に期待を寄せている。
また、イブラヒモヴィッチ氏は、12月末からセルジオ・コンセイソン監督が就任したなかでの選手編成にも言及。「私たちは毎日、彼が何を好み、何を好まないのかを理解するために、彼と話をしている。何が必要かを理解し、取り組んでいる。チームは強い。私たちにこれ以上何か必要だろうか? サッカーの移籍市場では、私が口を開けば開くほど、(足元を見られて)コストがかかる。だから、私は何も言わない方が望ましい。チームはスーペルコッパにおいて、勝てるチームであることを証明した。今は継続性が必要だ」とビジョンを明かした。
【ハイライト】ユヴェントス 2−0 ミラン