【卓球】日本男子の岸川聖也新監督とは…五輪２回、世界選手権11回出場「恩返ししたい気持ち」

日本卓球協会は19日、25年4月1日に就任する男女日本代表（ナショナルチーム＝NT）の次期監督を発表した。

男子は08年北京、12年ロンドン五輪（オリンピック）代表の岸川聖也氏（37）、女子はTリーグ木下アビエル神奈川の監督などを務めてきた中沢鋭氏（45）となった。

都内で記者会見に出席した岸川氏は「言われた（打診を受けた）時の感想としては率直にすごくうれしかった。僕自身、NTで10年以上お世話になった。恩返ししたい気持ちが常にありました」と思いを語った。

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◆岸川聖也（きしかわ・せいや）1987年（昭62）5月21日、福岡・北九州市生まれ。5歳で卓球を始める。石田卓球クラブ（福岡）→レオクラブ（福岡）→秀光中（宮城）→仙台育英高（宮城）→スヴェンソン（東京）→ファースト（千葉）。仙台育英高で日本人初の全国高校総体3連覇。02年からドイツ留学。08年北京五輪で団体5位入賞、12年ロンドン五輪ではシングルス、団体ともに5位入賞。世界選手権は11回出場。男子ダブルス、混合ダブルス、男子団体で計7個の銅メダル獲得。20年1月に現役引退。以降は男子NTコーチを務め、22年3月〜24年3月はTリーグのT．T彩たま監督。公認コーチ3所持。