タモリステーション「闇バイト強盗」に焦点　“闇のリクルーター”へ直撃取材も　１月25日放送

多彩なテーマを深掘りする「タモリステーション」最新作は「闇バイト強盗」に焦点を当て、25日午後8時54分からテレビ朝日系列で放送されることが19日、分かった。

なぜ凶悪化するのか。なぜ若者は手を染めるのか。被害者にも加害者にもならないための徹底検証が展開される。スタジオゲストで女優木村佳乃、オレオレ詐欺など犯罪グループの内実をリアルに描き映画化もされた小説「勁草（けいそう）」を書いた直木賞作家の黒川博行氏、元埼玉県警捜査一課刑事で防犯アドバイザーの佐々木成三氏らが出演する。

接見取材も実施。23年1月に東京・狛江市で起きた「闇バイト強盗殺人事件」の実行犯、永田陸人被告が闇バイトの“恐怖の構造”を語った。見知らぬ素人同士が寄せ集まることで凶暴性がエスカレートする心理が浮き彫りになる。SNSを入り口に若者を闇バイトに引きずり込む“闇のリクルーター”への直撃取材も敢行。いまだ捕まらない首謀者も探る。

タモリは「どんな役でも闇バイトに加担した時点でれっきとした犯罪。加担したら人生は台無しになってしまう。若い世代には声を大にしてその事実を伝えたいですね」と警鐘を鳴らす。