TBS系『Nスタ』(月〜金 後3:49)キャスターの井上貴博アナウンサー(40)が20日、中居正広とフジテレビをめぐる騒動をとりあげ、「フジテレビだけの問題ではありません」とコメント。TBSも社内調査を始めていると伝えた。
【写真あり】TBS『金スマ』23年半の歴史に幕 『MC3』は中居のみ降板 番組で騒動とともに同日、同局系バラエティー『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』が終了、中居が同局『THE MC3』を降板すると報じた。
その後、TBSテレビが、芸能関係者とテレビ局員をめぐる一連の報道をふまえ、実態を把握するための社内調査を始めていると報告。「TBSグループの人権方針にのっとり、実態を把握するための社内調査を始めているとし、「調査はアナウンサーを含む社員を中心に、TBSのコンプライアンス部門が弁護士の助言を得ながら行う」「問題が把握された場合には、適切に対処する」などと報じた。
これをふまえ井上アナは「この一連の報道で大きな問題となっているのは、テレビ局と業界関係者の会合に性接待があったのか。そしてそれが強要されていたのか、常態化していたのかということです」と話し、「この点については、フジテレビだけの問題ではありません」ときっぱり。「業界全体として信頼を失っていますし、業界全体が問われている」とコメントした。
続けて「今テレビをご覧のみなさんも、お宅の局はどうなんだと。人には厳しい、自分たちには甘い。そういった厳しい目が向けられていると我々も自覚しています」とし、「今回行う調査についても、透明性をいかに確保することができるのか。そしてそれをすみやかに、視聴者のみなさん、スポンサーのみなさんに説明する義務、責任があると私は考えています」と話し、「今日はほかの時間帯でもこのニュースをお伝えしていきます」と伝えた。