元NHKアナウンサーのジャーナリスト堀潤(47)が20日放送のTOKYO MX報道番組「堀潤LiveJunction」(月〜金曜午後6時)に生出演。
タレント中居正広(52)の女性トラブルを巡り、一部週刊誌で社員の関与が報じられたフジテレビの港浩一社長(72)らが17日に行った記者会見に関連し、同局の対応に怒りをあらわにした。
番組では、会見の様子やCM企業の撤退が相次いでいることなどを報道すると、堀は会見前日の16日に、TOKYO MX名義でフジテレビに質問状を送ったことを紹介。「社長会見 急きょ開催の理由」「定例会見前倒しでの開催となった理由」「会見に参加できる報道期間を限定、在京キー局とNHKのみオブザーバー参加 フルオープンでの会見を実施しない理由」「堀潤取材のフジテレビ関係者の証言の事実確認」を問い合わせたとした。
堀は「回答が来ました」と、フジから会見後の17日夜に回答があったことを明かしたが、「その回答が、FAX送信票の『件名』のところに、回答として書かれていまして…」とフジから送られたという1枚の紙を提示した。
「普通、送信票には宛先があって『次の文章を送ります』。で、本編が、だいたい2枚ぐらい送るものなんですけど、送信表に書いていただきました」と皮肉を込めるように話し、文面を紹介。宛先に「TOKYO MX報道部ニュースデスク」と書かれた1枚の送信表の「件名」の部分に書かれた、「いつもお世話になっております。お問い合わせ頂いた件でございますが、以下の通りご回答させて頂きます。【まとめて回答】『本日、定例社長会見を行わせていただきました。在京キー局は、オブザーバー参加が元々認められています。また、様々なご意見を頂戴しております。今後の参考とさせていただきます。』以上ご確認くださいますよう、何卒宜しくお願いいたします」との文面を読み上げた。
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堀は「皆さんに参考情報を与えるために質問したわけじゃないので、フジテレビの皆さん。まあ、皆さんという言い方は良くなかったですね。この判断をされた広報担当の方は、ぜひ私たちの怒りを受け止めて欲しいなと思います」と冷静な口調にも怒気を含ませた。
ニュースメディア「The HEADLINE」編集長の石田健氏も「僕らも質問を送ったら、この『件名』に返信がくる、というスタイルを取られたので、フジテレビにはまだ、FAXについて知る方が少ないのでは」とコメント。会見場の机が余裕のある形で並べられていたとして「机を動かす人が足りないのかな」と続け、堀は「思わず、そういう皮肉も言いたくなりますよね」と語った。
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